留学での人見知りを克服し、現地で友達を増やす3つの方法

カナダ留学の心構え

留学をする以上、現地に住んでいるネイティブの学生や他の国から来ている留学生とコミュニケーションをする機会は毎日のようにあります。

留学には、人見知りな人が自分の性格や行動パターンを大きく変えるチャンスがあります。

ただ、いきなり留学をして人見知りな性格が変わるかというと急激には変わりません。なぜなら、これまで積み上げてきた生活習慣や考えを変えることは難しいため、すぐに人見知りな性格は変わらないからです。

もちろん急激には性格が変わらなくても、現地で生活をすれば徐々に人見知りな性格は直り、初対面でも臆せず話すことに慣れてきます。そのため、少しずつ心が開いて自分の気持ちを伝えられるようになります。

このことを理解した上で、充実した留学生活を送るためには、英語を上達させて人見知りな性格を克服した方が良いです。

なぜなら人見知りがない人は、一つひとつの出来事に対して決断するスピードが早いからです。何事も決断するスピードが早ければその分成長するスピードが早いのは一目瞭然です。

人見知りがもともとない人は、英語を上達させるためには失敗を恐れません。そのため、自分から積極的にチャレンジする姿勢が身についています。一方、人見知りな人は一つひとつの物事に対して躊躇してしまう傾向があります。

「こんなことをしたら周りから変な目で見られないかな?」「自分の行動は大丈夫かな?」などと考えてしまい、行動するスピードが遅い傾向にあるからです。

誤解を恐れずにお伝えしたいのは、「人見知りがいけないことではない」ということです。ただ、人見知りな人と人見知りがない人とでは、成長するスピードが異なるということです。

具体的には、人見知りがない人は成長するスピードが早く、人見知りな人は成長するスピードがゆっくりということです。

このことを理解した上で、あなたがもし人見知りな性格を変えて早く成長したい場合は、以下を読み進めてみてください。このページでは、「留学での人見知りを克服し、現地で友達を増やす3つの方法」について解説していきます。

目次|このページでわかること

挨拶を「自分から先に」行う

留学をして良い人間関係を構築するうえで、「自分から先に挨拶をする」ことは非常に大切です。

例えば、学校の廊下ですれ違った学生や授業で隣の席に座った学生に対して、以下のような言葉を投げかけてみると良いでしょう。

「Hello!」 「こんにちは。やぁ」
「Hi!」 「やぁ!」「よっ!」
「How’s it going?」 「調子はどう?」
「Hey man! What’s up!?」

※こちらの表現は男性同士で使う言い方

「おっす! 調子どうよ?」

「Hello」「Hi」「Hey」の違い

まず、HelloとHiの違いについて簡単に解説していきます。「Hello」は丁寧な言葉遣いをするときに使われます。Helloを使う状況として、例えばビジネスや仕事上などのフォーマルなシーンで、お客様と挨拶をするときだったり初めてお会いする人に使われたりします。

留学の場合であれば、初めてお会いする先生に対して挨拶をするときに使うと良いでしょう。

一方、「Hi」は親しみを込めて言いたいときに使う挨拶です。カジュアルにくだけた感じで挨拶をするときだったり、話す相手が同僚や友達などの場合で使われたりします。また、顔見知りな相手にも使われます。

そのため、学校で出会った友達や寮内にいる同じ留学生などに対して気軽に声をかけるときに使える鉄板の挨拶です。

次に、「Hey」ですが、これは状況によって使い方が変わってきます。「Hey」だけで言うと「おい」「おい、お前」など少し強めな言い方になります。そのため、初対面でこのような言い方は絶対に避けなければなりません。

「Hey」を初対面で使ってしまうと、あなたの印象を下げてしまいます。そのため、初対面や目上の方などに使うのはやめましょう。私が「Hey」を使うときは、親しい男友達に挨拶するときのみに使い、女性の友達には一切使いませんでした。

「Hey」と言われて嫌がる男性もいるため、自分とその男友達との関係性にもよって使い分ける必要があります。使うタイミングはお互い親しくなり、一緒に過ごす時間が増えてきたら使うと良いでしょう。

初めて留学する人であれば、「Helllo」と「Hi」が使えるようになれば問題ありません。

自分から相手に声をかける意味と挨拶表現

自分から積極的に声をかける目的は、自分の名前と顔を早く覚えてもらうことが一番だからです。

ではどのようにして自分から声をかえていけば良いのでしょうか? このときのポイントは自分を印象付けるために「ニックネーム」で名乗ると良いです。私が実際に行った伝え方をお伝えします。

私:Hi, I’m Kenji. Call me Kenji
※「I’m」は「I am」の省略形
僕はケンジです。ケンジと呼んでね
相手:Hi! I’m Max. Glad to meet you. 僕はマックスだよ。はじめまして。
私:Where are you from? どこから来たの?
相手:Argentina. You? アルゼンチンだよ。君は?
私:Wow! Cool! I’m from Japan Do you play soccer? おぉ、いいね! 日本だよ。サッカーはするの?
相手:Yeah I love to play that. Do you play any sports? 大好きだよ。君は何かスポーツするの?

このように会話を進めていくことができます。上記の会話にはポイントが3つあります。それは、「お互いの自己紹介を行う」「自分の出身国を伝える」「相手の好きなものを聞く」の3つです。

自己紹介をする

お互い初めて会うわけですから、自分のことを相手に伝えることは大切なことです。一般的に自己紹介をするときは、以下の2つがあります。

My name is ○○ 私の名前は○○です。
I’m ○○ 私の名前は○○です。

ただ、この2つには違いがあります。「My name is ○○」を使って自己紹介をするときは大勢の前で話すときに使うと良いでしょう。例えば、スピーチやプレゼンテーションなど、人前で話す機会があるときには「My name is ○○」で始めるようにしましょう。

一方、「I’m ○○」を使うときは、ホームパーティーなどカジュアルな場で自分の名前を相手に伝えるときに使える方法です。

自分の名前が長いときはニックネームで伝える

自分の名前が長すぎると相手に覚えてもらうことができないことがあります。その場合、相手に自分のニックネームを伝えることで覚えてもらいやすくなります。

My name is Ryusuke, but please call me Ryu.
※学校の先生や目上の方、初めての方などに対して自己紹介するときは、このような表現を使うと良いでしょう。
私の名前は龍介です。でもリュウと呼んでください。
My name is Ryusuke, but you can call me Ryu.
※例えばホームパーティーで同年代の学生や友達に自分の名前を伝えるときは、この表現を使うと良いでしょう。
私の名前は龍介です。でもリュウと呼んでね。

このように、自分の名前が長いときは「please call me」や「you can call me」を使うようにしましょう。こちらから「○○と呼んで」と伝えることで、相手に「何て呼べばいいのかな?」と考えさせる手間を省くことができます。

このようにさりげなく、そして意図的にニックネームを伝えることで、相手にあなたの名前を覚えてもらうことができるでしょう。また、挨拶をするときのポイントは明るく笑顔でハキハキと伝えることが大切です。

自分の出身・育ちを伝える

I was born and raised in Tokyo.
※自分の生まれと育ちが同じ場合、上記の表現を使いましょう。
僕(私)は東京で生まれ育ちました。
I was born in Japan, but I grew up in Canada.
※自分の生まれと育ちが違う場合、上記の表現を使いましょう。
僕(私)は日本で生まれましたが、育ちはカナダです。

自分の生まれ育ちについて話す機会があれば、上記のフレーズを使って会話をしてください。

自分の趣味・好きなことを相手に伝える

自分の趣味を伝えたい場合、例えば以下を参考に自分の好きな物を伝えられるようにしておきましょう。もし、自分の好きな物が以下の表現に含まれていない場合は自分で調べてみましょう。

I like traveling. 旅行が好きです。
I love meeting new people. 新しい人と出会うのが大好きです。
I like to play the guitar. ギターを弾くのが好きです。

私がアルゼンチンの学生と会話をしたとき、瞬間的に「アルゼンチン=サッカーが好きであろう」と仮説を立てました。そして、彼に「サッカーは好き?」と聞き返すことによって、更に会話を発展させることができました。

このように相手の出身国から仮説を立て、好きな物を想像することができると会話に幅を持たせることができます。

相手が持っている私物を褒める

相手が持っている物(洋服・靴・ヘアスタイル)などを褒めるのも相手と仲良くなるキッカケとして使えます。例えば、以下のような表現方法があります。

Nice shoes.
OR
I like your shoes.
素敵な靴だね。
Nice dress.
OR
I like your dress.
素敵なドレスだね。
It looks good on you. 似合ってるね。
I like your hairstyle.
OR
I like your new hairstyle too.
 その髪型ステキだね

今回のヘアスタイルも素敵だね。
※(何度か髪型を変えた場合に使える表現)

上記のように、相手の持っている物を褒めて「それいいね!」と伝えることで、相手は「Thanks!」「Thank you」と言ってくれます。このように、相手の良いところを見つけて褒める習慣を持つと好印象です。

まずは上記のように、自分の名前と顔を覚えてもらう工夫をしましょう。自分から先に挨拶をすると、次は相手から自己紹介をしてもらえたりあなたに対して質問が飛んできたりします。

日々、私がどのような挨拶をしていたか【質問の仕方】

(1)How are you? 元気?
(2)How are you doing? 調子はどう?
(3)How’s it going?
※How are you doingより砕けた感じです。
調子どう?

私の場合、特に(2)と(3)を頻繁に使ってコミュニケーションをとっていました。私も中学英語で「How are you? I’m fine. Thank you and you?」と習いましたが、この英語を使っているネイティブの人は留学先で一人もいませんでした。

日々、私がどのような挨拶をしていたか【質問への返し方】

上記の(1)(2)(3)に対する返答の仕方は、以下の通りです。

(1)Good, you?
OR
(1)Good. How about you?
※どちらか一つでOKです。
いいよ、君は?(あなたは?)
(2)I’m doing good. You?
OR
(2)I’m doing good. How about you?
OR
(2)Good. You?
※どちらか一つでOKです。
いいよ、君は?(あなたは?)
(3)I’m going well(good). You?
OR
(3)I’m going well(good). How about you?
OR
(3)Good. You?
※どちらか一つでOKです。
いいよ、君は?(あなたは?)

例えば、学校の先生が「How are you doing?」とあなたに対して聞いてきた場合、「I’m doing good. How about you?」と聞き返すようにしましょう。逆に、先生に対して「Good. You?」と聞き返すことをおすすめしません。

私の個人的な意見としては、「Good. You?」と聞くのは友達と話すときのみに使った方が良いです。その理由は「Good. You?」だと少し親しすぎる表現になるからです。

フレンドリーな先生の場合であれば「Good. You?」と返しても問題ありません。しかし、少し生真面目な性格の先生と話す場合には、「I’m doing good. How about you?」と聞き返す方が無難でしょう。

「What」を使った挨拶について【質問の仕方】

「何してるの?」「何やってるの?」「何が起きてるの?」「最近どう」「どうしてる?」など相手の様子や近況を聞きたいときなどの場合に、以下の表現方法を使うと便利です。

What’s up? 「最近どう?」「元気か?」
What’s going on? 「どうした?」「何かあったの?」「調子どう?」
What’s happening? 「どうした?」「何か起きたの?」

「What」を使った挨拶について【質問への返し方】

上記の「What」を使った質問の返答方法は以下のような表現方法があります。

Nothing much とくに何もないよ
Not much とくにないよ
Not too much いや、何もないよ

意味はすべてほぼ同じなので、どれを使っても大丈夫です。私はよく「Nothing much」と「Not much」を使っていました。

クラスメイトに話しかけるときに使える英語表現

Excuse me, is this Miss Miller’s class? ねぇねぇ、このクラスはミラー先生のクラスかな?
Yes, I think so. そうだと思うよ。
I’m sorry, I don’t know. ごめん、わからないな。
Is anybody sitting here? この席は誰か座ってるの?
I’m not sure, but I think you can take the seat. わからないけど、座って良いんじゃないかな。
Can I sit here? ここ、座っていいかな?
Yeah, sure うん、いいよ。

このようにして「小さなコミュニケーションを積み重ねていくことを続ける」ことで、少しずつ人見知りがなくなってきます。また、クラスで顔見知りを増やすことで、少しずつ友達の輪を広げていくことができるようになります。

そのため、自分から周りに声をかけることを習慣化すると、知り合いが増えていくため学校生活が楽しくなっていくでしょう。

チャレンジしている自分を褒める

人はそれぞれ個性が違います。

例えば、生まれつき社交的な人がいます。一方で内気な人もいます。マイペースな人がいれば行動力のある人もいます。足の早い人がいれば遅い人もいます。多くの人の前で話すのは苦手だけど、1対1で話すのは得意な人がいます。このように人それぞれタイプ(個性)が違います。

理解しておかなければいけないこととして、個性は十人十色だということです。そのため、周囲の人と比較する必要はまったくありません。比較するのではなく、自分の強みを生かした方が良いです。

このことを理解した上で、留学をしたら現地で以下のような考えにならないようにしましょう。

・「英語ができない自分は何てダメなんだ」

・「周りから何て思われているのかな?」

・「英語の発音をバカにされたらイヤだな」

・「授業で間違ったらどうしよう?」

上記のような考えに陥る必要はまったくありません。このような不安な状態では、英語が口から自然と出てきません。

そうではなく、以下のように開き直るか、プラスの意味で考えるようにしましょう。

・「日本人なんだから、最初から英語ができなくて当たり前だ!」

・「自分は異国の地で英語を勉強しているのだから素晴らしいことだ!」

・「私はチャレンジしている。もっと自分を褒めよう!」

・「失敗して当たり前! クヨクヨせずに積極的にいこう!」

などと考えた方が良いです。

他の学生から自分の英語をバカにされたら

もし、あなたの英語をバカにしたり舐めた態度を取ってきたりする人がいたら、次の言葉を投げかけるようにしましょう。下記のエピソードは、私が留学して1年目のときに実際に起きた出来事です。

現地の学生が、私の英語の発音に対して笑ったときに伝えた内容で、英文は以下の通りです。

私:Hey! Can you speak Japanese? 君は日本語を話せるのか?
相手:No. いや話せないよ
私:See? I am doing my best to improve my English,
so don’t make fun of me alright?
だよな? 俺は自分のベストを尽くして英語を勉強しているんだからバカにするなよ。わかったか?
相手:I’m sorry man. ごめん

上記のフレーズを伝えたことで、その後、相手は私のことをバカにすることはありませんでした。

確かに私の英語はとてもひどかったです。もともと、英語の成績は乏しかったため、1年目は非常に恥ずかしい思いをしました。

例えば、英語のテストで赤点を取ったりみんなの前で発表する機会で自分の考えをうまく伝えることができなかったりと、たくさん失敗をしました。

しかし、私は自分の英語を上達させたい気持ちで必死でした。自分は英語を上達させたいのに現実がうまく回らず、焦る気持ちがありました。

そんなときに現地の学生からバカにされたため、腹が非常に立ってしまい上記のフレーズを伝えました。相手は私の気持ちを理解してくれたからか、次からは何も言わなくなりました。

少し強い表現になりますが、自分が英語をがんばって勉強しているのに対して舐めた態度を取ってくる連中には、一喝させるくらいの強いメンタリティーが重要です。

不器用でも良いから自分の思っていることをきちんと伝えることは、非常に大切なことであり留学生活では必須なマインドセットです。

物事を上達させるには、間違いながら続けるしかありません。例えば水泳です。泳げるようになってからプールに入る人は一人もいません。泳げないからプールに入って練習をするのです。

留学して英語を上達させるのもこれと同様です。たとえ周りから、「君の英語は聞き取りづらい」「何を言っているのかわからない」などと言われても、まったく気にする必要はありません。

大切なのはそこから学ぶことです。「どうやったら自分の言いたいことが英語で伝わるのか?」と自分の頭を使って考えながら勉強することです。

そして、「他人と比べない」「失敗しても堂々とする」「チャレンジしている自分を褒めてあげる」「俺はできる! 私はできる!」と自分に対して強く思い込むことが大切な心得になります。

「小さなプレゼント」を贈り人見知りをなくす

人見知りを克服するために行うと良いもう一つの方法は、「小さなプレゼント贈ること」です。プレゼントを贈るときのポイントが2つあります。

1つめは、高価なプレゼントをあげるのではなく、安価なプレゼントで良いということです。高価なプレゼントは、金銭的な負担が増えるため自分にストレスが掛かります。

2つめは、「見返りを期待しないこと」です。「プレゼントを贈っているのに、相手からのお返しがないじゃないか!」と思ってはいけません。あくまでもこちらが一方的に行っている行為であるため、そのようなマインドは不要です。

例えば、「折り紙」をプレゼントするのも良いでしょう。インターネットで調べれば、たくさんの折り紙の作り方が載っています。鶴や花など、日本っぽい物を折り紙としてプレゼントするだけで相手は喜んでくれるでしょう。

例えば私の場合は、留学をして3年目からはアパートを借りて一人暮らしをしました。ある週末、私は無性にカレーが食べたくなり自分で作ることを決めました。

このとき思いついたことは「自分が食べたい物」を「みんなで食べる」に発想を変えたことです。具体的には、私の家でカレーパーティーをしました。

私がカレーパーティーに誘った人は、日頃から一緒に遊び、同じ授業を取っていた仲の良いカナダ人の友達です。1日の6割〜7割はそのネイティブの友達とコミュニケーションを取っていたため、仲がとても良かったのです。

パーティーや遊びに誘うタイミングは早ければ早いほど良いです。なぜなら、ネイティブの学生は家族との時間も大切にするからです。家族との用事が遊びより先約する場合があります。

何かイベントや遊びを企画する場合は、日時を決めたら早めに周りに告知しておくようにしましょう。私の場合、イベントやパーティーを週末に家で開くときは、火曜日や水曜日には周りに伝えていました。

私が実際にカレーパーティーに誘った英文は以下の通りです。

私:Are  you free Friday for Dinner at my house? I’m going to make some curry and have a few friends over. If you are free please come. 金曜日の夜、予定があいていたらうちで食事しないか? カレーを作ろうと思っていて、何人か友達が来るから空いてたらきてよ。
友達:Sweet! I love curry. Can I call Eric and Natasha too? いいね! カレー大好きだよ! エリックとナターシャにも声かけていい?
私:Sure, at least I can invite 2 more people. いいよ。あと2人は少なくとも家に招待できるから。

海外では、日本と違って一人を誘うと連鎖的に他の人も加わる傾向があります。私の場合、仲の良いカナダ人の男友達が3人いたため、私を入れて4人で行動を共にすることが多くありました。

一緒にダウンタウンへ行ってウインドーショッピングをしたり、映画を見たりしました。ダウンタウンとは、商業中心地や繁華街などのことをいいます。

また、ある週末には彼らの家に遊びに行き、一緒に夜遅くまでテレビゲームをして遊ぶこともありました。

カレーパーティーは結果的に、仲の良い男女の友達6人(男性3人、女性3人)+私の合計7人で行いました。このように自分がやりたいことに周りを巻き込んで、一緒に楽しんでしまう方法があります。

上記の私の例は、「自分の家で食事会を開くこと」で結果的に盛り上がりみんなが喜んでくれました。最初は自分が「無性にカレーが食べたい!」と思ったことがキッカケです。

私はアパートを借りて一人暮らしをしていたこともあり、「一人でカレー食べるのもつまらないから誰か誘うか」と軽い気持ちで声をかけました。結果的に「私も行く」「俺も行く」と声がかかり、一人でカレーを食べることが、カレーパーティーに発展しました。

一つのキッカケで場が展開することを学べたことで、定期的に私の家で食事会やDVDを持ち寄った映画鑑賞会などを行うこともありました。

上記の例はあくまでも私の例です。そのため、カレーパーティーを行う必要はまったくありません。これ以外にも他の方法で声をかけることができます。

例えば、「一緒に映画を観に行く」「買い物に行く」「ダウンタウンへ中華を食べに行く」など、いくらでも方法はあります。

例えば以下のようなフレーズがあります。

What are your plans for this afternoon? 今日の午後の予定は?
I’m planning to go downtown to hang around. ダウンタウンでぶらぶらしようかと思ってるよ
Can I go with you? 僕(私)も行っていいかな?
Sure. いいよ。

要は、自分から他の人に軽い気持ちで誘ってみたり声をかえたりすることがコツです。繰り返しますが、提案内容やプレゼントに大小は関係ありません。

自分から声をかけたり何か小さな物を贈ったりして、自分から相手に興味を持つことが大切になります。

このように繰り返し行動し続けることで、人見知りを少しずつ無くしていけば良いのです。ポイントは、少しずつゆっくり成長していくことです。そして行動しチャレンジした自分を認めてあげることが大切です。

まとめ

上記でお伝えした内容を集約すると、「自分から行動すること」「チャレンジしている自分を褒めること」「見返りを期待せずに与えること」の3つになります。

挨拶は自分からしないと相手は受け取ってくれません。自分から声をかけることで相手は振り向いてくれます。継続して行うことで、名前と顔を覚えてもらうことできます。そして、相手からは「この間、軽く話した日本人だ」と思ってもらえるようになるでしょう。

このように、挨拶は人見知りを克服する良い方法の一つです。

留学生活を送る上で、他人と比較しないことが大切なことをお伝えしました。失敗しても「チャレンジしている自分は素晴らしい」と思うことです。

また、小さなプレゼントを贈るときは「相手の見返りを期待せずに与えること」が大切だということをお伝えしました。今回お伝えした内容を理解した上で、人見知りを克服するキッカケとしてください。

そして、今回お伝えした英語の表現方法を学び、留学先で友達を作り、良い人間関係を作る努力をしてみましょう。