留学を成功させるための「目的と目標」の違いについて理解する

 

留学をする上では、初めに留学をする目的を決めることが大切です。そして目的を決めた後に大切なことは、「目標を決めること」です。目的は明確に決める必要はなく「抽象的」に決めて問題ありませんが、目標は具体的に決めなければいけません。

この「目的」「目標」を決める理由は、留学をして高いモチベーションを維持して英語学習に力を注ぐためです。そのため、この2つは留学をする上で重要なテーマになります。

このページでは「目的と目標の違い」と「留学に必要な目標設定法」について紹介していきます。

目次|このページでわかること

目的と目標の違いについて理解する

そもそも、あなたは「目的」と「目標」の違いをご存知でしょうか? 多くの自己啓発本などにも「目標を持つことが大事」と書かれている本を目にします。しかし「目的と目標の違い」について詳しく書かれている本は余りありません。

そしてこの2つの違いを理解することは、あなたが留学をしてから高い向上心を持って継続的に英語学習を進めていく上で必要なマインドセットになります。

目的というのは、高く設定されていなければいけません。そして目標は、その目的を達成させるための具体的な行動です。例えば「健康的に生きる」というのが目的としたときに「毎朝コップ1杯のプロテインを飲む」「腹筋30回を毎朝行う」などが目標になります。

このように、「健康的に生きる」という目的は本人の思想が入っています。そして「目に見えないもの」で「終わりがないもの」です。ただ、目標は目に見えます。「コップ1杯のプロテイン」「腹筋30回を実行する」などは具体的で分かりやすい目標の一つです。

また、目的には期限と数値はありませんが、目標には期限と数値が入っていなければいけません。そのため、「いつまでには○○になる」という風に、期限と数値が入っていた目標設定が望ましいです。

目的は細かくする必要はなく抽象的で構いません。しかし、目標は具体的にすればするほど明確化されるため理解しやすくなり、行動にも移しやすくなります。これらを理解した上で、留学をする際も目的と目標を設定するようにしましょう。

留学に必要な目的と目標設定とは

上記でお伝えしたように、留学でも目的と目標は必ず必要になります。

例えば、あなたの目的が「留学を通じて、世界的に活躍する国際人になる」という壮大なゴールを設定したとします。この目的は高く、そして目に見えないものですから終わりがありません。そのため、継続してその目的を追い続けることができます。

一方、目標は目に見えなければいけません。そして「目的を達成させるためには、どんな目標設定が良いか?」と逆算して具体的に行動に移さなければいけません。

例えば、「留学経験を通じて、1年後には英語でスピーチを1時間はできるようにする」「1年で英単語を新たに2000個覚える」など期限と数値を具体的に入れていきます。

そして「英語でスピーチができるようにするためには、何をしなければいけないのか?」「1年で英単語を2000個増やすためには?」と細分化して立てた目標を部分毎に分けると良いです。

目標を細分化して部分毎に分ける

上記で設定した目標の中で、分かりやすい例として「1年で英単語を2000個増やす」というのがあります。この目標を達成させるためにはどうしたら良いのでしょうか?

単純に、2000個を365日で割り算すれば、1日に覚える英単語の数は6個だと理解できます。一見すると、「2000個の英単語を1年で覚えるのは厳しいな」と感じるかもしれません。高く設定したままだとハードルが上がって不安な気持ちになるでしょう。

しかし、その高く設定した目標を細かく刻んでみると行動に移しやすくなります。コツは、「数字を細かく分けて時間をかけて学ぶ」ということです。時間をかけて学習をすれば必ず身につきます。そして、上記の目標設定で逆算し、「1日に覚える英単語は6個」だと把握します。

「1年をかけて毎日6個の英単語を学ぶ」と理解できれば、不安な気持ちがなくなり行動に移しやすくなります。あとは、その6個を覚えるための時間を作り、勉強時間を毎日確保すれば目標を達成させることができるようになります。

そのため、目標設定のコツは小さく部分に分けることだと理解してください。

このような目標設定法は留学前から行うことができます。留学する日にちが決まっていれば、「それまでにどの部分の英語力を伸ばそう?」と考えることができるからです。

私の場合はカナダに留学をしました。ただ、「留学してから耳を英語に慣らさせるよりも、日本にいるときから英語に触れておこう」と考えた結果、洋画と洋楽を英語学習に取り入れました。

私が行った方法は、1週間に1本ペースで洋画を観ることでした。同じ洋画を1週間観続けながら学習するのです。そして、1ヶ月を通して4本の洋画を観て英語学習をしました。

洋画を取り入れた英語学習を行った理由は、「自分のペースで飽きずに楽しみながら勉強できる」と判断したためです。洋画であれば多くの種類のカテゴリーがあります。「アクション系」「恋愛系」「コメディー系」など、普段の日常会話で使えそうな英単語やフレーズが散りばめられています。

洋楽の場合、1曲あたり多い曲で200回以上聴いて英語を耳から慣らさせました。200回以上聴いているため、嫌でも英語の発音を意識して聴けるようになります。歌詞を読み、耳から学び、実際に声に出して自分でも歌うと良いです。私の場合はこれらを継続して行い、英語の発音を良くする努力をしました。

このように、私の場合は楽しみながら英語の勉強をすることができました。留学する前から毎日英語を聴き、英単語や英文に触れていたため、留学してからの学校生活はより一層、前向きに取り組むことができました。

英語を理解できる領域が広がると、留学生活が楽しくなります。なぜなら相手の言っている英語を理解できるようになるからです。

しかし、その理解する力を伸ばすためには上記のように目的と目標をしっかり持つことが大切です。そして、継続的に自分の英語に磨きをかける時間を持たなければ実現することはありません。

また、留学する目的は人それぞれ違います。私の場合は「留学を通じて世界で活躍する人材となり、日本と世界を繋ぐ架け橋となること」というのが目的でした。この目的に終わりはありません。

大切なことは、「なぜ留学をするのか?」「留学をしてどうなりたいのか?」「その目的を達成させるために、自分ができることは何があるのか?」と考えることです。そして、考えた目標を細かく分けて一つひとつ実行する継続力が必要となります。

これらを理解した上で、実際に留学する前から「留学する目的と目標を決めて」現地での留学生活を楽しんでください。