人はなぜ、簡単に英語が話せるようになると思うのか

カナダ留学の心構え

英語が話せる人と話せない人には、それぞれ異なる特徴があります。ただ、英語が話せない人であっても、今回お伝えする内容を理解すれば、少しは英語が話せるマインドを手に入れることができます。

英語が話せない人の特徴の一つとして、「あの英会話スクールに通ったのに英語が話せなかった」「これを勉強したのに英語が話せるようにならなかった」「留学したのに英語が話せるようにならなかった」「詐欺だ!」などと言う人がいます。

この方たちによく考えていただきたいのは、「なぜ、まったく同じ留学先で、同じ英語を学んでいるのに結果が出る人と出ない人がいるのか」ということです。

目次|このページでわかること

英語が話せない人の共通点

英語学習に励む人の共通点は、まず勉強してインプットをします。この「インプットをする」という行為は、英語が話せる人と話せない人で共通しています。しかし、その後の行動に違いがでます。

それはなにかというと、「努力や行動をせずに自分を正当化する人」か「時間をかけて継続的に努力をする人」の2パターンに別れるということです。

前者であれば、英語が話せるようにはなりません。なぜなら、自分を正当化し努力をやめてしまったからです。大前提として、インプットした後はアウトプットをする必要があります。

勉強した後は行動に移さなければ意味がありません。実際に英語を話せるようになるには、年単位の努力と時間も必要とします。

つまり「詐欺だ!」などと言っている人は、途中で行動をやめてしまった人です。努力や行動をしなければ、いつまで経っても英語が話せるようにはなりません。

一方で、後者は違います。「時間をかけて努力をする」と決めているのですから、あきらめない限りはやがて英語が話せるようになります。私も努力をして行動したからこそ英語が話せるようになり、留学生活を充実させることができました。

途中で「無理だ」とあきらめれば、成長はそこで止まります。それではダメなのです。しかし、世の中にはなぜか努力などをせずに成功すると考えている人が多いです。ただ実際には、留学は努力をしなければ成功しません。

結局、何かの目標を成し遂げるには、必ず努力をして行動に移さなければ達成することはできません。

なぜ簡単に英語が話せるようになると思うのか

例えば、ある男性がプロサッカー選手を目指しているとします。このとき、彼は当然ながら本気で活動している有名なトップチームに入ることを目指します。そして、プロ選手を何人も輩出したクラブチームに入ります。

監督も「今年も国立に行くぞ!」と選手を鼓舞(こぶ)し、やる気に満ちています。ただ、ここである問題が起きました。それは、選手である彼自身が練習に対して消極的だったのです。「やってやる!」という気迫がないのです。

そしてある時、彼は言います。

「国立に連れていくと言ったはずなのに、話が違うじゃないか! それに、こんなに練習が厳しいとは思わなかった、騙された!」

この話が矛盾していることは、ほとんどの人は理解できます。なぜなら、当の本人が練習をがんばっていないからです。これでは、彼にサッカー選手としての実力がつくわけがありません。

しかし、実際の留学生活では、なぜかこのような考えにならない人がいます。「留学したのに英語が話せない!」「語学学校に通ったのに英語が話せない!」「騙された!」などと言う人がいます。

そのため、ほとんどの人は留学をしても英語が話せません。

前述で話した「スポーツで上手くなるための思考」と同じように、英語を話せるようになるためには留学をした後で「ものすごい努力と行動」が必要になります。

スポーツでは努力することが当たり前だとわかるのに、中には努力をせずに、以下のような考えで英語が話せるようになると考える人がいます。

・聞き流すだけで英語が理解できるようになる

・語学を習得するには3ヶ月〜6ヶ月あればできる

・たった100フレーズを覚えるだけで英語ができるようになる

・留学したから英語が話せるようになる

実際のところ、そのようなうまい話があるわけがありません! そのため、このような言い文句の英語教材や英会話スクールなどにはお金を投資しないでください。

留学エージェントの中には、「3ヶ月〜6ヶ月で英語が習得できる」と言う人もいますが、それもありえません。例えば、赤ちゃんが3ヶ月〜6ヶ月で日本語を習得することができるでしょうか?

少し考えてみれば、すぐに無理だとわかるはずです。その留学エージェントの意見は、これと同じくらい現実味がないものです。

そもそも、本当にあなたのことを思う人間なら、このような言い方はしないはずです。自分たちの利益だけを考えて提供(情報発信)している教材や英会話スクール、留学エージェントを相手にしてはいけません。まずは、このことを十分に理解してください。

そして、「留学したから英語が話せるようになる」という考えも捨ててください。これは絶対に間違っています。そもそも、留学しただけで英語が話せるようにはなりません。なぜなら、留学してからが英語学習のスタートだからです。

そして、留学してからは年単位の努力を続けてください。これを実行しなければ、上達するわけがないからです。

何かを成し遂げるためには、必ず「努力と行動がワンセット」だということを認識してください。教材やスクールに頼ったり、現地に行ったりするだけでは絶対に英語を話せるようになりません。

英語を習得するためには、自らの意思と行動が重要になります。そして、このことを心に刻み込んでください。

今回お伝えした内容を理解した上で、努力と行動を行い、現地の留学先で英語を話せるようになってください。