管理人プロフィール

名前:ケンジ
カナダ留学経験:4年間
趣味:ビリヤード、国際交流、スポーツ観戦、サッカー

中学時代の英語成績は「5段階評価で2」を取得するも、「心さえ通じ合えば、外国人とも英語で話せるようになる」と考え、16〜20歳の4年間で単身カナダ留学を経験し、現地の高校を卒業。

実際の留学に必要な心構えや現地での留学に必要な情報を、自身の経験を織り交ぜながら情報発信をしている。

留学したくても、どこに留学しようか悩む人は多い

はじめまして。「カナダ留学の教科書」運営者のケンジと申します。今回、当サイト「カナダ留学の教科書」にお越しいただきありがとうございます。

当サイトは、運営者自身がカナダ留学を経験しており、その経験をベースとして、カナダ留学に関するコンテンツを発信しています。

なぜこのようなことを行っているかというと、留学を経験して日本へ帰国後、留学経験や英語の学習法について相談されることが何度もあったからです。

冒頭でお伝えしたように、私はもともと英語がまったくできない学生でした。当時、中学レベルの語学力しかありませんでした。しかしそれでも、カナダへ行き高校留学をすることができました。

留学してまで英語を学びたいと考えているあなたは、少なくとも当時の私よりは英語力があると思います。そのため、あなたも必ず留学をして現地で素晴らしい時間を送ることができます。

なお、私が「留学をしよう」と思ったのは14歳のときであり、当時中学2年生のときでした。

未知の世界へ飛び込むため、留学を決意する

高校留学をするキッカケとなったのは、「英語が話せるようになれば、世界で活躍できる国際人になるのではないか」と思ったからです。

小学生の頃の私は、学校では毎日のように男女仲良く、楽しい学校生活を送っていました。休み時間になると、クラスの仲間を誘ってサッカーをするという生活が中心でした。

運動会では応援団をし、誰かが困っていたら自ら歩み寄るという、勉強よりもスポーツを熱心に取り組む小学生でした。これは中学校でも同様であり、ほぼ勉強をしなかったので成績は非常に悪かったです。当然、英語の成績もサッパリでした。

そうしたとき、中学校では男性のアメリカ人の先生が週に1~2回ほど来てくれて授業をしてくれる機会がありました。このとき、私はカタコトの英語で「Hi」と言えば、アメリカの先生も返事をしてくれて簡単な意思疎通ができてうれしかった記憶があります。

また、メインとなる英語の授業は日本人女性の先生が受け持っていました。アメリカ人の先生が来るとき、女性の先生は休み時間などに廊下でアメリカ人の先生と楽しそうに話をしています。何を言っているのか不明でしたが、その姿が非常にかっこいいと感じました。

日本人女性の先生は授業中に、「英語ができたら世界が広がる」という話をしてくれました。

英語ができれば、アメリカやイギリスなどの英語圏だけでなく、アジアやヨーロッパを含め英語という手段を通じて全世界でコミュニケーションを取れるというのです。

そうしたとき、アメリカへ留学していた私のいとこが帰ってきたので、お盆に話を聞く機会がありました。いとことは年が離れており、大学で一年の短期留学をしていました。

年が離れていて同じ男性同士だったからか、久しぶりに会ったその日はカフェで昼食を奢ってくれました。

東京のわりとオシャレなカフェで食事をしていたのですが、そうしたカフェでは周囲に外国人観光客がいます。このとき、いとこは隣に座っていた女性の2人組の外国人に声をかけ、英語で会話をし始めました。

通訳してくれたところ、どうやらペルーから日本に観光目的で来たようです。

そうした姿を見て、単純に「自分もこうなりたい!」と思いました。数年前まで英語などまったく話せなかったいとこが目の前で外人と英語で意思疎通している姿に衝撃を覚えたのです。

それからというもの、「本当にこのまま、普通に日本の高校に通うことで良いのか」と考えるようになりました。「英語を話せるようになれば、自分の人生も大きく変わるのではないか?」と本気で思ったのです。

その後、両親と進路について話をして、「日本の高校ではなく海外の高校へ留学をする」と決断したのです。

ホームステイで短期留学を経験する

そうして中学3年生になった15歳の夏休み(7月と8月)を使って、バンクーバーとトロントに短期留学をしました。高校からカナダ留学しようと決めていたため、事前のリサーチとして行くことにしたのです。

バンクーバーでの1ヶ月間は、ホームステイを経験しながら短期の語学学校に通いました。

このとき、どのように留学すればいいのかまったく分からなかったため、留学エージェントを通して申し込みをしました。ちなみに、留学エージェントと住む都市にもよりますが、ホームステイ代は月750~1300ドルほど必要です。

バンクーバーでホームステイを行い、ホームステイ先の家から30分ほど離れた語学学校へ通うという内容です。「英語を母国語としていない人が、英語を学ぶための学校」であり、ここでは韓国や中国、ロシア、台湾、ドイツなどの国籍の人たちと一緒に学ぶことになります。

ただ、ホームステイでは食の違いから始まり、生活習慣なども違いました。ホームステイ先にもよりますが、中には「ホームステイ=ビジネス」と捉えている家庭があります。

例えば私が経験したホームステイでは、夕食時にファーストフードのハンバーガーが出されたことがあります。しかも1度ではなく2度もありました。2週間に1回は夕食時にファーストフードが出た計算になります。

正直これには驚きました。お金を払っているのに「食事が雑すぎる」と感じたものです。しかし、これが現実です。「ホームステイをしたら楽しい生活が待っている」というわけではありません。

まれに、「ホームステイ=裕福で和やかな家庭で暮らせる」と勘違いしている人を耳にします。しかし、必ずしもそういうわけではないことを理解しておく必要があります。

また、私がお世話になったホームステイでは朝食は出されませんでした。そのため、朝早く起きて自分で朝食を用意する必要がありました。

ホームステイ先によって冷蔵庫の使い方は違います。ホストファミリーとの共用の冷蔵庫の場合もあれば、留学生専用を使うように指示される場合があります。

私の家庭は後者でした。ホストマザーには、「パンや具材、マヨネーズなどはここにあるから自分で作りなさい」と指定されていました。

語学学校のランチタイムのときに、他国から来ている留学生のランチを見ては、サンドイッチの他にフルーツやお菓子などが一緒に詰めて持たせてくれる家庭を見ると羨ましい気持ちになりました。

このような経験からホームステイ生活を通じて、改めて家族に対する感謝の気持ちを感じることができました。そして異文化での生活を通じて、強い精神力と「郷に入れば郷に従う」考えを養うことができました。

自然を活用したキャンプ留学で意思疎通の大切さを知る

そうして1ヶ月をバンクーバーで過ごした後、8月からはトロントです。トロントでは、山登りをしたりカヌートリップをしたりするキャンプ留学を1ヶ月行いました。

要は、キャンプを通じて英語を学びます。キャンプに参加していたのはカナダ、フランス、メキシコなどの人たちです。

現地のカナダ人が夏を利用してキャンプをするため、そこに私が参加しました。つまり、英語を学ぶためのプログラムではなく、現地の人が活用する普通のアクティビティに混ざったのです。

最初の2週間では、キャンプの施設で普通に過ごします。みんなでご飯を食べたり、アスレチックをしたりしました。

また、最後の2週間はカヌートリップによって川をくだっていきます。このときは2週間分の食料をカヌーに積んで、山からくだっていきます。

宿泊施設はないので川の中で体を洗い、キャンプファイヤーをして食事を取ります。そうした中で周囲の人たちと意思疎通を図る必要があります。

ただ、英語の成績が5段階評価で「2」だった私は、当然ながらコミュニケーションができません。そこで、携帯版の紙の辞書を常に持ち運びし、これをフル活用して何とかしのいでいました。

相手が何を言っているのか不明な場合、辞書を渡して単語を指してもらいました。また、ジェスチャーを交えての意思疎通がメインになります。

ただ、カナダに短期留学していた2ヵ月は英語に毎日触れていたため、頭が英語脳になっていました。単語は理解できなくても、何となく「こういうことをいっているのでは?」ということが分かるようになりました。

さらに、この2ヶ月の短期留学を通じて、「英語を完璧に話せなくても自信を持って生活することができる」と確信を得ることができました。

まず、自分の英語が完璧に話せなくても、間違っても良いから話すことを意識しました。この積極的な姿勢を見せたことで、周りは私のことを受け入れてくれたように思います。

例えば私の英語が間違っていたとき、指摘するように周りの友達に言っていました。「もし自分の英語が間違っていたら正して欲しい(Please tell me if I’m saying something wrong.)または、(Please tell me when I make a mistake.)」などです。

このようにして、自分の英語を周りの友達からアドバイスをもらう意識をしました。

自分から積極的に間違えることは悪いことではありません。周囲のアドバイスをもらい、その都度修正すれば問題ないと考えました。

また、私がバンクーバーとトロントで出会った仲間たちは陽気で明るく、そして勤勉な人が多かったです。人生を楽しもうとする姿勢があります。

それまでの私は、完璧主義な部分が多々ありました。しかし、彼らは完璧さを求めず、できない自分も受け入れていることを感じました。

実際、短期の語学留学やキャンプ留学を通じて出会った台湾人やロシア人、メキシコ人、フランス人など、英語を母国語としていない彼らのその英語は、「完璧な英語」ではまったくありませんでした。

英語の発音も彼ら独特の訛りがあります。彼らの英語の発音は綺麗ではありません。文法も完璧ではありません。それでも堂々と自分の意見を主張し、コミュニケーションを取ろうとするその姿勢に感服しました。

多くの日本人は、「英語が完璧でないとダメ」「発音が下手だから」などと理由を並べて挑戦することを諦める人が多いと感じます。

それまでの私も「完璧な英語でなければいけないのではないか」と思っていました。しかし彼らと出逢ったことで、挑戦することそのものに意味があることを学ぶことができました。

また、彼らはしっかりと相手の目を見て話をします。相手を敬い尊重する姿勢があります。それが一つの文化だと感じることができ、彼らの英語を理解することを楽しめる自分がいました。

このような経験から、「周りの目を気にするのではなく、自分が思っていることはしっかりと自己主張すること」の大切さに気付かされました。

中学校のときに人間関係で悩んでいた私は、彼らと出会ったことで「自分の気持ちを伝えること」の大切さを学びました。彼らと出会ったことでより一層、性格が明るくなり人が好きになったのです。

そして、「自分は海外でも自信をもってやっていける」という確信に変わりました。帰国後は「日本の高校に通うのではなく、カナダの高校へ行き、住みたい」と気持ちが変わっていました。

2週間のカヌートリップに出発する前の集合写真(前方左下が私)

高校からカナダへ留学する

翌年の16歳〜20歳まで、私はカナダのサスカチュワン州(Saskatchewan)の首都レジャイナ(Regina)へ高校留学をしました。最初の2年間は寮生活を行い、後の2年間はアパートを借りて一人暮らしをしながら高校に通っていました。

なぜ、レジャイナの高校を選んだかというと、私が留学先に選んだ都市は冬になるとマイナス50度を超える極寒の都市だからです。

私が体感した気温はマイナス58度でした。そんな寒いところでももちろん人は住んでいます。私はこの気温を武器にしました。

それは、「寒い場所ならきっと日本人は留学先として選ぶ人は少ないはず」と考えました。この考えは見事に当たりました。実は、私が通っていた高校に同学年の日本人留学生は、私の他にもう一人しかいなかったのです。

日本人が少なければ強制的に英語を話さなければいけない環境に放り込まれるため、否が応でも英語力がつきます。

昔から私は、「人間は弱い生き物である」と考える癖がありました。

そのため、留学するとは「時間、お金、体力の3つを投資して留学するのだから、甘えないように日本人が極力少ないところを留学先として選ぼう」と強く決めていました。

その上で、治安面、学費面、英語面などを考慮した結果、カナダのレジャイナへ高校留学をしました。このときも手続きや寮の入り方を含め不明な点が多かったため、留学エージェントに依頼しました。

参考までに、カナダやニュージーランド、オーストラリアなどへ高校留学すると、1年で230~260万円ほどになります。アメリカは多くの人が私立校を選ぶため、費用はさらに割高になります。大学留学だと年間210〜500万円ほどです。

さて、寮ではさまざまな国からの学生が集まっていました。カナダ人はもちろん、ドイツ、フランス、メキシコ、インド、ブラジル、アルゼンチン、韓国、香港、上海など世界各国から学生がいました。

この寮生活を通じて多くの仲間と出逢い、今でも連絡を取り合う仲の良い友人を作ることができました。連絡を取り合う方法は基本的にメールとSNSを使っています。

例えば、「今度、東京へ旅行するんだけど、会える?」とメッセージがきます。そして、東京観光を一緒にし、その時々に応じて美味しいものを一緒に食べて東京を紹介することがあります。このように友情が続くことはとても楽しいです。

留学先では積極的な質問が必須

留学して最初の1年間はとても大変でした。カナダの高校であるため、講師はカナダ人です。当然、すべての授業は英語で行われます。もともと中学の英語成績が「2」の私は授業についていくのに必死です。

特に留学をして最初の半年間は、授業内容を理解することができずに不安な気持ちがとてもありました。

そこで毎回の授業が始まる前に講師のところへ行き、「今日の内容はどこか? 何をするのか?」と質問をしながら授業についていくことを心がけていました。

授業が終わったあとも、「宿題の範囲はここで間違いないか?」と毎回確認することを怠りませんでした。このように自分から積極的に先生のところに顔を出し、何度も質問をして毎回の授業を受けていました。

このような行動を続けることで、徐々に授業内容を理解し、周りの環境に慣れることできました。そして時間が経つにつれ、自分の心に余裕が生まれ、留学生活を楽しむことができるようになりました。

もちろん最初は慣れない英語での授業で戸惑うことが多々ありました。しかし、自分で勉強したり周りに質問したりすることで、授業中での不安な気持ちや戸惑いが消えていくことを体感することができました。

留学先では自分の特技を生かして友達を作ればいい

※サッカー部のメンバーと(2段目の中央が私)

私は幼稚園から10年以上サッカーを行っていました。カナダの高校でもサッカー部に所属しました。

監督やコーチはもちろん英語で指導をします。私の場合、10年以上サッカーをしていたため一緒にプレイする他に、他の選手に対して教える立場にいることもありました。

例えば、チームメイトから「リフティングが30回もできないから教えて欲しい」と相談されたことがありました。リフティングとは、手以外のあらゆる体の部分を使って、サッカーボールを地面に落とさずに足でボールをコントロールして蹴り続けることです。

実は、私が所属していたチームのカナダ人選手は、このリフティングがとても下手でした。サッカーをする人間にとってリフティングは基本中の基本ですから、私は快くリフティングの指導を引き受けました。

リフティングの上達法を教えると、相手は上達していることを実感するため喜びます。すると、「一緒に練習しよう」「こんなときはどうすればいい?」と周りから声が掛かるようになりました。

私は、サッカーを通じて友達を増やすことができました。このように、あなたが留学をしたときは、自分の特技や強みなど好きなことをいかして友達を作る意識を持ってください。きっと、すぐに友達ができるようになります。

実は4年目に、サッカー部のキャプテンを務める経験をしました。そして、高校最後の年でサッカーの市大会で優勝し、州大会では準優勝を勝ち取ることができました。最終戦ではPKで負けてしまい、優勝を逃したのは悔しかったですが、今ではいい思い出です。

こうしてカナダの高校で過ごした結果、高校創立以来サッカー部で初めての快挙を成し遂げることができ、校長先生から大変感謝されました。

※州大会で準優勝時の銀メダル(左)市大会優勝時の金メダル(右)

冒頭でお伝えしたように、留学当初の私は英語がまったくできませんでした。そんな私でも海外で留学生活を送ることができ、無事に現地の高校を卒業することができました。そのため、留学は誰でも可能です。ただ、それと同時に努力も必要です。

上記でお伝えしたように、私はサッカーを幼い頃から10年余りしていました。スポーツの世界で活躍するには、努力と才能を必要とします。しかし、英語や留学の世界では、「何がなんでも英語を話したい」という強い気持ちと努力のみで問題ありません。

このときの努力とは、例えば以下のようなものです。

  • 洋画のDVDを1週間見続け、必要な単語や英文法を自分で調べることができる
  • 学校から帰宅した後、毎日平均2〜4時間の英語学習をする
  • 英語を理解できなくても、自分から現地の人と1日に最低5人と話す
  • 街に出て、買い物をしたりバスに乗ったりして、自発的に人と接触する意識をもつ

このような地道な努力を継続して行うことにより、留学人生は180度、大きく劇的に変わります。英語に触れる機会を増やすことにより、現地で自信をもって生活することができます。

「努力して勉強している」「日頃から何でも吸収する意識がある」という意識が自分の中にあると、それが自信に繋がります。

コツコツ努力できる人は、留学生活を必ず実りあるものにできます。

英語ができないことは恥ずかしいことではない

ただ、多くの人は留学する前から「英語ができないから自分には留学は無理だ」と諦めている人が多いように思います。

しかし重要なのは、「英語ができないことは別に恥ずかしいことではない」ということです。本当に大切なのは、留学した後の行動です。

私の英語の成績は非常に悪かったことをお伝えしました。留学を決意した当時、日本人が好むTOEICのテストで高得点を取る自信はまったくありませんでした。それでも最終的には堂々と英語を話すことができました。

私の周りには、TOEICで高得点を保持している人がいます。しかし実際は、海外の方と英語でコミュニケーションが取れないケースを見かけます。

そうした現状をみると、大切なことはTOEICで高得点を取ることではなく、英語が話せることだといえます。TOEICの点数を競う英語から、外国人と対話してコミュニケーションを取れる英語ができれば問題ないのです。

そのため、英語ができないから留学できないという考えは必要ありません。むしろ、英語ができないことを楽しむくらいの気持ちで前向きに、そして積極的に取り組んだ方が良いです。

最初は中学英語だけのやり取りから会話をはじめ、留学先で英語を学びながら現地で英語を話せるようになれば問題ないのです。

そうして努力すれば、留学生活を必ず実りあるものにできます。

留学を通じて世界に触れることの意義

留学は本当に素晴らしいです。留学をすると英語力が上達することはもちろんのこと、留学を通じて得られることは英語以外にも多々あります。

  • 留学をすることで、現地の文化や多種多様な価値観に触れられる
  • 留学をすることで、海外の友達をたくさん作ることができる
  • 留学をすることで、決断力がつき行動力が養われる
  • 留学をすることで、日本と海外の違いを学ぶことができる
  • 留学をすることで、性格がポジティブになって明るくなる

このように、得られるものは多いです。

留学をすることで、現地の文化や多種多様な価値観に触れられる

例えば、私が留学をして衝撃的だった出来事の一つに、「バス運転手の行動」があります。その運転手は、バスの中に私を含めた乗客がいるにも関わらず、道の途中にあったコンビニに立ち寄ったのです。

店の中を覗くと、運転手はコンビニの店員に笑顔で挨拶をして会話をしています。そのままお店を出ると、彼の両手にはドーナッツとコーヒーがありました。そして何食わぬ顔で、ドーナッツを食べながら運転を再開したのです。

この出来事に私はとても驚きました。「なんて自由な国なんだ! 日本では絶対にありえない」と思ったものです。しかし、車内にいる乗客はまったく気にしません。

乗客の中には本を読んでいる人、会話をしている人、音楽を聴きながら寝ている人など、運転手が戻ってきても誰一人として文句を言わないのです。

おそらく日本では決して味わえない、カルチャーショックの一つです。留学したからこそ出会える出来事だと思いました。

このように留学をすると、現地の文化や多種多様な価値観に触れることができます。そして日常的に驚かされる出来事に出逢うことができます。

留学をすることで、決断力がつき行動力が養われる

留学をすると、それまでの自分の常識や考えを捨てなければいけないことがあります。一言で表すと、性格が変わります。例えば、内気で内向的な人は行動力がつき積極的な性格に変化します。

留学をすると、日常の現地生活に慣れるまで分からないことだらけです。学校の授業に始まり、日常生活全般で分からないことが多々あります。

バスの乗り方、切符の買い方、銀行口座の作り方などがあるでしょう。外食をすれば注文の仕方などさまざまな場面でチャレンジすることだらけです。

そのため、自分で調べたり周囲に聞いたりして、自発的に行動しなければ解決できないことが多いのです。結果、行動力がつき状況に応じた決断力が養われます。

このように留学先で新しい経験を積むと、自分の中で自信がつきます。一度このような経験を積むと、何か問題が起きても「留学して得た経験に比べたら簡単だ」と思えてくるから不思議です。

また、留学をすると自分の意見が必ず求められます。例えば、学校の授業であればグループワークやプレゼンテーションが日常的にあります。ワーキングホリデーの場合であれば、職場で自分の意見が求められることでしょう。

留学は、新しい自分と出逢うキッカケを作るチャンスになります。ただ、そこには意味のある留学と意味のない留学があります。

意味のある留学とは、「自分で決断し、積極的に行動する姿勢そのもの」にあります。日本にいると守られた世界で生きています。なぜなら、日本語が通じるからです。

しかし、留学をすると守られた世界で生きることはありません。むしろ、受け身ではなく積極的な姿勢で周囲の人と関わることが大切な心構えになります。

留学をすれば、これまで出逢えなかった新しい出逢いがあります。新しい価値観に触れる機会に恵まれ、物を見る視野が広がります。多種多様な人種が住んでいるため、自分が常識と思っていた価値観が崩され新しい発見があります。

その反対に意味のない留学とは、留学先で英語を上達させず、日本人や他のアジア人とばかり連んでしまうことが挙げられます。また、内にこもって人と触れない留学はもったいないです。

事実、私の友人はアジア人が多く在籍する学校に留学してしまい、「英語より中国語が上達した」という人がいます。これでは「時間」「お金」「体力」を投資したにも関わらず、まったく意味がありません。

意味の定義を決めるのはもちろん留学者本人です。答えが最初からハッキリしている留学はありません。正解がないからこそ、留学は本人の努力次第で、最終的な学びや得られる結果が変わります。

ただ、留学先で努力して勉強すれば英語は必ず上達します。その上達した英語を通して外国人と英語でコミュニケーションが取れる喜びをぜひあなたも体感して欲しいです。

留学をすれば、日本では見ることのない絶景や壮大な自然にも触れることができます。友達もたくさんできます。

結果、あなたの人生経験は豊かになり多様な考えを受け入れられる器がつきます。人生経験が豊富になれば、それは一生の財産となります。

もちろん、留学すれば苦しいことはあります。私の場合、留学1年目に授業内でプレゼンテーションをする機会がありました。しかし、自分の言いたいことが英語で伝えられずに赤点をもらったことがあります。

また、自分の英語の発音が悪すぎて笑われたこともあります。このような経験を通じて創意工夫をしながら「もっと自分の英語力を鍛えなきゃダメだ」と強く思いました。

このように留学をすると、悩み葛藤し、挫折を味わうことがあります。私の場合、自分の英語力の低さに愕然とすることがありました。

しかし、諦めずに自分から周囲とコミュニケーションをとって質問をしたり、長時間勉強したりして英語を上達させていくしかありません。その結果、「自分は英語が話せる!」と自信が少しずつつくようになります。

留学をすることで、人生経験の幅を広げられる

留学をすると英語力だけでなく、現地で生活していくだけの生きる力や知恵なども総合的に磨かれていくことは間違いありません。

私の場合、留学して3年目からはアパートを借りて一人暮らしをしながら高校に通っていました。

炊事、洗濯、掃除など一人暮らしならではの生活を行いながら高校に通いました。18歳で初めての一人暮らしが海外だったこともあり、非常に良い経験をすることができました。

自分でアパートの物件を探したり銀行口座を開設したりと、現地で生活していくために必要な自立心を築くことができました。

また、アパートに友達を呼んで料理を振舞うこともありました。手巻き寿司や味噌汁などを現地で出逢った友達にもてなすことで、日本人としての誇りをもてました。

留学で重要なことは、自分から主体的に行動し、前向きに英語を勉強することです。その結果、留学を通して人生経験の幅を大きく広げることができます。

私の人生観が変わったように、留学を通じて人生をより一層豊かにしたい方を支援し、そのために必要な情報を当サイトでお伝えしています。

留学は一生に一度あるかないかの経験ですよね。

私自身、留学を通してたくさんの学びがあり、良い経験をさせていただきました。

充実した留学生活を送るヒントにご活用いただければ幸いです。