留学を考えている人に多い質問の一つとして、「留学をしたら英語
ただ実際はどうかというと、「留学期間によって異なりますし、その成果は本人次第」です。もちろん、「1ヶ月留学したら英語がペラペラになる」なんてことはありま
重要な考えとして、何事も短期間で結果が現れることはないことを理解してください。仮に結果がでたとしても、それは一時的なものでしかありません。継続して結果を出し
目次|このページでわかること
努力はすぐに実らない
まず初めに、あなたの英語力は簡単には身につきません。日本人が新しく言
多くの人は「誰でも簡単に、楽にできる方法はないか?」と考えます
上記でお伝えしているとおり、成果を実らせるには年単位の努力が必ず必要になります。その努力を怠ると、今まで積み重ねたものがすべて台無しになります。継続することでしか英語力は身につきません。
例えば、私の中学校の英語成績は「2」(5段階評価中)でした。
写真を見て頂ければわかる通り、決して誇れる内容ではありませんでした。ただ、当時の私は中学校生活を送る中で「海外を見ることでより見識を広げたい」という強い思いだけがありました。
その一心で、留学してからは必死で勉強しました。留学したときは1週間に徹夜を3回おこなう時期もありました。受講していた学校から大量の宿題が出されるからです。
例えば以下のようなものがあります。
・200ページ程の洋書を読み、最低でもA4サイズ3枚分のジャーナルを書き、3日後に提出
・1週間後に授業内で30分のスピーチを一人でやる
・グループワークを行い、内容を一つにまとめて提出
・数学の宿題5ページ分
また、留学当初の私は、教師の言っている英語の内容が理解できずとても苦労しました。そのため、毎回の授業が始まる10〜15分前に教室に行き、「今日の内容はどこか?」を聞いて授業を受けていました。
先生はあなたが日本人だろうと待ってはくれません。自分から積極的に行動し、わからないことはわからないと聞きに行った方が良いです。むしろ海外では、質問をしないと「この生徒は本当にやる気があるのか?」と思われてしまいます。
自分から行動しなければ、いつまでたっても得たい結果は得られません。私の場合、教室内では必ず先生と近い距離の椅子に座っていました。そして、授業が終われば確認を込めて「今日の宿題はここであっているか?」と先生に質問をしていました。
私はこのときに大切ことを学びました。それは、結果がついてこなくても下を向かずに努力し続け
正直、やっている本人は成長しているのかどうか、最初の時期は実感を感じません。それだけ必死だからです。
しかし、こうした努力を続けて行い続けると周囲は認めてくれます。そして努力の成果は、ゆっくりですが必ずやってきます。そのため、目の前のことに一喜一憂せず、自分を信じて食らいつく気持ちで留学生活を送るようにしてください。
大きいことを成し遂げようと思うと、その成果はあ
あなたは必ずできる
それでは、以下に実際に留学していたときに行っていた宿題の例を示します。
※上の写真は、留学3年目に受講していた「Physics=物理学」のテスト。下はその答案用紙。
元々は中学英語「2」の私が、留学して3年目には現地の高校でカナダ人と一緒に机を並べ、同じテストを受けて85点を取ることができました。
また、この答案用紙で私は「筆記体」で記入している箇所があります。もちろん最初から書けたわけではありません。留学前に1週間だけ筆記体を書く練習をしたというレベルです。
こうしたことについて、私は自慢をしたいわけではありません。私がここでお伝えしたいのは、「私でも達成できたのだから、あなたも必ずできる」と言うことを強く伝えたいのです。
練習は裏切りません。行動すれば行動するだけあなたに返ってきます。この事実を理解してください。
最初は誰でもできないのは当たり前なのです。ただ、何かの分野で成果を出した人は、水面下で努力した時期が必ずあります。
仮にいま、あなた自身が理想とする成果が出ていなくても「3ヶ月後、6ヶ月後、1年後にはもっと上達している」「私はできる」と強く思えばいいのです。
繰り返しますが、自分を信じて「私はできる!!」と本気で思ってください。その強い精神力が留学先であなたを支え、良い結果に導くと信じて行動してください。