ホームステイ先で使える英語の挨拶表現について

5707d879a140e7ee8ab199f09eb8a219_sホームステイを初めて体験するとき、ホストファミリーとどのようにコミュニケーションを取り、接していけば良いのかが分からなくなることがあります。

初めての異国で初めてのホームステイであれば、多少の緊張もあるでしょう。私も初めてホームステイを体験したときは、「どうしよう」とドキドキしたものです。

しかし、事前にホームステイ先での基本的なマナーや心構えを理解しておけば、対応することができるようになります。基本的なマナーは、日本に住んでいるときと変わりません。

このページでは、「ホストファミリーとのコミュニケーションの受け答えに関するフレーズ」と「ホームステイ先でのマナー」についてご紹介します。

目次|このページでわかること

ホームステイをしたら必ず挨拶をする

ホームステイ先のファミリーと初めて会ったときに、必ず行うべきことは「挨拶」です。これは、マナーにおける基本中の基本になります。挨拶をしっかりすることで、その後のホストファミリーとの人間関係は決まるといっても良いでしょう。

そのため、ホストファミリーへの挨拶のフレーズを多少なりとも把握しておくことが大切です。堅苦しいフレーズではなく、シンプルなフレーズを覚えておけば問題ありません。

基本的な挨拶などで使えるフレーズを以下でご紹介します。

基本的な挨拶のフレーズ

初対面でお礼の気持ちを伝えるために、以下のフレーズを使うようにしましょう。

【基本的な挨拶のフレーズ】

・Thank you very much for inviting me to stay at your house.
・Thank you very much for accepting me to stay at your house.
※意味は同じですが、言い方が変わります。
(ホームステイを受け入れてくださり、ありがとうございます。)

・Nice to meet you.
・I’m very glad to meet you.
(お会いできてとても嬉しいです。)

・I am so happy to stay at your house.
(あなたの自宅に滞在できて、とても嬉しいです。)

上記2つは「お会いできて嬉しい」という気持ちを伝えるフレーズです。上記2つがとてもシンプルで簡単な表現方法になりますので、ぜひ覚えるようにしてください。

飛行機はどうだった?のフレーズ

ホストファミリーと合流をすると、よく聞かれる質問が「フライト」に関する質問です。そこで以下ではフライトに関する質問に対する返答の仕方のフレーズをご紹介します。

【基本的なフライトに関するフレーズ】

・How was your flight?
(フライトはどうだった?)

・It was good
(良かったですよ)

・It took about 10 hours and I’m a little bit tired and sleepy.
(10時間の長旅だったから少し疲れて眠いです)

・I was a little bit nervous but I enjoyed the flight. In flight meal was good too.
(少し緊張したけど楽しめました。機内食も美味しかったですしね)

上記のように、初めてホストファミリーと合流するとフライトに関する質問を受けることがあります。そのときは、上記のフレーズを参考に答えると良いでしょう。

そして、これから一つ屋根の下で一緒に暮らすホストファミリーが、「あなたを何と呼べば良いのか」を知るためにニックネームを訪ねることがあります。それについてのフレーズをご紹介します。

名前に関するフレーズ

ホストファミリーがあなたに対して「なんて呼んだら良い?」と聞いてきます。それに関する受け答えのフレーズは以下の通りです。

【名前に関するフレーズ】

・What should I call you?
(なんて呼べばいい?)

・What’s your nickname?
(あなたのニックネームは?)

・What do you want me to call you?
(なんて呼ばれたい?)

・What do people call you?
(周りの人はあなたをなんて呼ぶの?)

それに対する返答は以下の通りです。
・Call me Kenji.

発音の仕方を聞かれるときのフレーズは以下の通りです。

How do you pronounce your name?
(どう発音したらいいの?)

「何て呼んだらいい?」「何て呼ぶの?」のように、名前を聞くフレーズにはさまざまなものがあります。基本的には上記のどれかで聞かれますので、答えるときは「Call me ◯◯」で問題ありません。

また、あなたが相手の名前をどう呼べばいいのか分からないときは、上記のフレーズのどれかを使えば会話をスムーズに行うことができるでしょう。

相手の言葉を聞き返すフレーズ

ホストファミリーの英語が理解できなかった場合、聞き返す必要があります。あなたは日本人で相手はネイティブですから、相手の英語が聞き取れないことを恥ずかしがる必要は一切ありません。

そのため、「わかったふりはしない」ようにしてください。わかったふりをした時点で成長は止まると思って良いくらいです。それでは、相手に聞き返すためのフレーズを以下でご紹介します。

【相手の言葉を聞き返したいとき】

・Pardon me?

・Can you say that again please?

・Would you say that again please?

(もう一度言っていただけますか?)

なお、「What?」「One more please!」などは言わないようにしてください。これらは聞き返す質問ではありませんので、相手は理解できません。そのため相手の英語を聞き返したいときは、上記のフレーズのどれかを使うようにしてください。

自分が相手に対して何と説明したらいいかがわからないとき

相手と会話をしている中で、 「なんとなく理解できたけど、自分の気持ちを伝えられない」という場合に使えるフレーズをご紹介します。

【相手に対してどのように説明したらよいのかわからないとき】

・How do I say ◯◯
・What should I say about ◯◯
(なんていうかな〜)

そして、日本語では理解できているのに英語の言葉が出てこないという場合に使えるフレーズは以下のとおりです。

・I don’t know how to say it (that).
(なんて言ったらいいのかわからないな)

相手に対して聞き返すフレーズと同様、自分がどのように相手に伝えたら良いのかわからないときは、上記のフレーズを伝えるようにしてください。

ホームステイ先にお土産を渡すときのフレーズについて

ホームステイ先に必ず持っていく持ち物の一つに「お土産」があります。お土産を渡すときは、お礼の気持ちも込めて伝えるようにすると良いでしょう。それではお土産に関する伝え方を以下でご紹介します。

・Here are some gifts for you.
(お土産を持ってきました)

ホームステイ先で喜ばれるお土産の例として、以下のようなものがあります。

・折り紙

・和紙

・和柄なもの

・扇子

・手拭い

また、お土産の他にも「日本にいる家族の写真」「住んでいる街の写真」なども合わせて見せると、ホストファミリーとの会話がさらに弾むようになるでしょう。

まとめ

今回お伝えしたホストファミリーとの英語表現を理解した上で、実際に上記のフレーズ使う場面に遭遇したら、積極的に話すようにしてください。

英語はインプットしたものをアウトプットしなければ、いつまで経っても身につきません。そのため、失敗を恐れずにどんどん話しかけて自分の英語力を磨いていってください。