ホームステイ先のルールとそれに関する英語表現について

ホームステイをするにあたり、各家庭によって存在するルールを把握する必要があります。あなたのご家庭の中でも、ある程度の決まった「独自のルール」があるでしょう。

それと同じように、海外へ留学をしたら各家庭それぞれのしきたりや習慣、各家族のルールがあります。そのため、ホームステイを体験すれば多少は気を使うことがあります。しかしそれらを理解することは、ホームステイをする上で大切になります。

そこでこのページでは、「ホームステイ先のルールを理解することの大切さ」とそれに関わる「英語表現の伝え方」について紹介していきます。

目次|このページでわかること

ホームステイ先のルールを先に聞いておく

ホームステイ先のルールを聞いておくことは、ホストファミリーと仲良く暮らす上で大切な要素になります。

ホームステイ先のルールの一つに挨拶があります。挨拶ができる人とできない人では、挨拶ができる人の方が好かれるのと同じように、ホームステイ先で心地よく生活していく上で挨拶は必須です。そのため、「おはようございます」「行ってきます」「おやすみなさい」などの挨拶を英語で言えるようにしておきましょう。

そして、ホームステイをする際に特に大切なことは、その家庭のルールを理解することです。

例えば日本の食卓では、決まったルールが存在します。それはお皿の位置です。日本では、「左がお茶碗」「右がお味噌汁」と型が決まっています。他にも、肘をつきながら食事を摂ることは下品とされています。このように、日本の食卓には食べるときのルールがあります。

これは留学先のホームステイでもまったく同じです。私が体験したホームステイ先では、家族で食事をする前に家族全員で「目を瞑って感謝のお祈りをする」ことがありました。毎食ごとに、約1分間の「お祈り」をするのです。

また、私がお世話になったホームステイ先は、「電気の使い方」に対して口うるさいホストファミリーでした。海外の人は基本的に節約を好み、質素に暮らしている人が多くいます。

他にも海外では、湯船に浸かる習慣はなく基本的にシャワーだけで済ませます。そのため、事前にシャワーを浴びて良い時間帯なども聞いておくと良いでしょう。

これらのことは少し考えてみればわかることですが、あなたが誰かを家に招待し、その相手が電気をつけっぱなしにしたり、シャワーのお湯を出しっぱなしにしたりしていたら、どのような気持ちになるでしょうか? おそらく「もう招待しない」と思わないでしょうか?

それと同じように、自分がお世話になるホームステイ先のルールを聞いておけば、相手に対して不快な気持ちを与えることなく充実したホームステイでの暮らしを体験できるでしょう。

ルールについては各家庭によって異なりますが、例えば以下のようなものがあります。

・食事は何時から摂るのか

・お風呂はいつ入ればいいのか

・洗濯はいつしたら良いのか

・就寝時間は決まっているのか

・電話の使い方や使って良いタイミング

・シーツや枕カバーを変えるタイミング etc.

上記のようなルールは、大体がホームステイ先に着いた初日に聞かされます。細かいことかもしれませんが、このようなルールを事前に聞いておく方が心地よく生活できます。

また、家のルールの項目になかったことで分からないことは、行動する前に確認しておくのも一つの対策法になります。

なお、理解できない場合は何度も繰り返し教えてもらうようにしましょう。別に恥と感じる必要はありませんので、遠慮なく聞きましょう。それでもわからない場合は、紙に書いてもらうなどして家のルールを理解するようにしましょう。

ちなみに私は、ホームステイ先で電気を付けっぱなしにしたことがあり、ホストマザーに叱られたことがあります。そのときの私は完全に電気を消し忘れていたのです。

そのため、あなたは私と同じ思いをしないようにしてください。自分がお世話になるホームステイで心地よく過ごすためにも、事前に自分で確認できることは進んでホストファミリーに質問し、家庭のルールを理解するようにしてください。

ホームステイのルールを確認するときに使うフレーズ

以下でホームステイ先のルールを確認するフレーズをご紹介します。

・Would you tell me about your house rules?
(あなたの家庭のハウスルールはなんですか?)

・Is there a curfew?
(門限はありますか?)

上記2つのフレーズは、ホームステイ初日に聞くようにしてください。また、相手から家のルールを言ってもらうのを待つのではなく、恥ずかしがらずに自分から質問をしてコミュニケーションを取るようにしてください。

ホームステイ先での朝食ついて

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私が経験したホームステイでは、朝食はほとんどホストファミリーと食べませんでした。基本的にみんなバラバラで摂っていました。私がお世話になったステイ先では、「食べたければ自分で作りなさい」というスタンスのホストマザーでした。

そのため、私は語学学校が始まる前に自分で早起きをして朝食を作っていました。例えば、以下のような朝食を作りました。

・パンにマヨネーズとハムなどを挟んだサンドイッチ

・ピーナッツクリームを挟んだサンドイッチ

・ホットドッグ

・いちごジャムを塗ったサンドイッチ

・牛乳とコーンフレークにバナナ

私の場合は、上記のように簡単に済ませることができる朝食を自分で作っていました。しかし、毎日パンでは飽きてしまいますから、日本から持ってきたレトルト食品を食べたり、週末に買い出しに行ったりするなどして自分で工夫をしました。

ホームステイ先での昼食について

昼食も同様で、「自分で作って」学校に持って行きました。私が経験したホームステイでは、「共働き」の家庭だったこともあり「自分で作る必要があった」のです。そのお陰で、自分で朝食と昼食を作る習慣を持つことができました。

基本的に働いているお母さんは、「自分で適当に作って食べなさい!」というスタンスの家庭が多いことを認識しておいてください。

私の場合、昼食はハンバーガーとポテトチップス、そしてアイスティーなど簡単に済ませることがよくありました。または、朝食を抜いてそれを昼食用として携帯することもしていました。

ホームステイをすると、日本では当たり前だったことが当たり前ではないことを学ぶ良い機会となります。出されたものを食べるのではなく、「自分で作って食べる」経験を若いうちからしておくことは非常に重要なことです。

ホームステイ先での夕食について

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夕食付きのホームステイの場合、夕食は決まった時間にホストファミリーと食べるのが一般的です。そのため、「夕食は何時に食べるのか」などを初日に確認するようにしましょう。

また、外食などをして夕食が必要ない場合は、「何時までに連絡すればいいのか」などを確認することも大切なコミュニケーションの一つです。

他にも、自分の健康状態を保つためにも伝えるべきことがあるのであれば、しっかり伝えるようにしましょう。例えば、「アレルギーを持っている」「どうしても苦手な食べ物がある」などがある場合は遠慮なく伝えることです。

自分の健康状態を把握しておいてもらうことも、ホストファミリーと一緒に生活をする上で大切なことだからです。

そこで、苦手な食べ物やアレルギーがあることを表現するフレーズを以下で紹介します。

苦手な食べ物やアレルギーがあることを表現するフレーズ

苦手な食べ物やアレルギーがあることを伝えるフレーズは以下の通りです。

・I’m sorry. I can’t finish it. I’m not used to it
(残してごめんなさい。慣れない食べ物で・・・。)

・I’m sorry. I’m not a very big fan of ◯◯.
(◯◯があまり得意ではなくて)

・I’m sorry. I can’t finish it all. Actually I’m not used to eating such a large meal.
(ごめんなさい。すべて食べきれないです。まだこの量の食事には慣れてなくて)
※基本的に海外の食事はボリュームが多いことがあります。すべて食べきれないときに使えるフレーズです。

・I’m sorry. Actually, I’m allergic of eggs.
(すみません。実は卵アレルギーがあって)

また、調味料やドリンクなどを取ってほしいときに使えるフレーズを以下でご紹介します。

調味料やドリンクなどを取ってほしいときに使えるフレーズ

調味料やドリンクなどを取ってほしいことを伝えるフレーズは以下の通りです。

・Can you pass me the salt please?
(塩を取ってもらえますか?)
※「salt」の部分を「pepper=コショウ」「soy sauce=しょうゆ」
上記のように、単語を変えるだけで表現に幅を効かせることができます。

・Can I have something to drink?
(何か飲み物をいただいても良いですか?)

・May I have some more?
(もう少し頂いても良いですか?)
※おかわりをするときに使えるフレーズです。

・I’d like to have some more mashed potatoes.
(マッシュポテトをもっといただきたいな)

このように食事のフレーズを使うことで、ホストファミリーとの食事の時間を楽しんでください。

なお、携帯電話を見ながら話すというのは絶対にやめてください。人と話すわけですから、しっかりと相手の目を見て話すことが大切です。

ホームステイ先での食事のマナー

ホストファミリーと食事をするときは、以下のことに気をつけてください。

・食事中に髪の毛をいじらない(特に女性)

・食事中に携帯電話を使用しない

・クチャクチャ音を立てて食べない

上記3つは絶対に守るようにしてください。日本で無意識に行っていたことでも、海外では通用しません。日本人であるという誇りを忘れずに、品の良い食事をするように心がけましょう。

ホストファミリーには報告・連絡・相談をマメに行うこと

ホストファミリーとは、日頃からのコミュニケーションがとても大切になります。一緒に住んでいる家族だからこそ、「報告・連絡・相談」はマメに行うと良いでしょう。

例えば、あなたがご両親とコミュニケーションを取る際は、「報告・連絡・相談」の3つの方法でコミュニケーションを取るはずです。同じように、ホームステイ先の家族にもこの3つを意識して行いましょう。

報告・連絡・相談などに使えるフレーズ

ホストファミリーに対して、報告・連絡・相談に使えるフレーズは以下の通りです。

・I am going to go shopping with my friends this weekend.
(今週末は友人とショッピングに行ってきます)

・I will come back at 5 pm.
(5時に帰ります)

・I’m not feeling good.
(気分が良くないです)
etc.

上記のように、日常生活から学校生活、健康状態なども含めてホストファミリーとコミュニケーションを取り合うようにするようにしましょう。

例えば、あなたが友人とショッピングに行ったとします。すると、ホストファミリーが「今日はどんな1日だった? = How was your day?」「良い時間を過ごせた? = Did you have a good time?」「何を買ったの? = What did you buy?」などと質問をしてくれるかもしれません。

このようにお互いに質問し合いながらコミュニケーションを広げていくことで、英語で会話を楽しむことができるようになるでしょう。

教えて欲しいことがあれば遠慮なく聞く

私がお世話になったホームステイ先のお父さんは、「何か英語でわからないことがあれば、遠慮なく何でも聞きなさい」と言ってくれました。

そのため、語学学校で出された宿題の中で分からないところは、ホームステイ先のお父さんに教えてもらうなどしました。

この出来事をきっかけに、私はホストファーザーに対して「どんな学生生活を送っていたの?」と質問をすることもありました。そして、彼の学生時代を聞くなどして仲を深めることができました。

このように何か分からないことがあれば、遠慮なく素直に教えを乞うようにすると良いです。そして、そこから発展するホストファミリーとのコミュニケーションを楽しむことで、ホストファミリーはあなたの英語力を向上させてくれるサポーターになってくれるでしょう。

宿題でわからないときに聞くフレーズ

学校から出された宿題でわからないときに「教えて欲しい」と伝えるフレーズは以下の通りです。

・Can you please help me with my homework? I don’t understand this question.

(宿題でわからない箇所があるので教えてもらえますか?)

上記のフレーズを使って、ホストファミリーに対して自分から積極的に質問するクセをもつことをオススメします。「教えて欲しい」という意思表示をすることで、ホストファミリーは助けてくれるでしょう。

何でもやってもらおうとは考えない

あなたは、ホームステイ先の家族の一員です。そのため、「何でもやってもらおう」とは考えないことが大切です。例えば私の場合は、小さな子供が2人いる家庭でお世話になりました。そのため、子供と一緒に遊んであげたり、手をつないで散歩をしたりなどして、子供の相手をしてあげました。

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ちなみに、子供が相手となって話す英語を聞き取ることも英語学習の良い勉強になります。小さな子供がいる家庭であれば、一緒に絵本を読んであげたり、歌を歌ってあげたりするなどして、一緒に遊びながら英語も習得できます。

少し大きい子供がいる家庭であれば、一緒にショッピングをしたり、スポーツなどをしたりするのも良いでしょう。このように子供がいる家庭でお世話になれば、一緒に遊びながら英語の勉強ができるのでぜひ楽しんでください。

なおホームステイ先では、自分が周囲に対してできることを行えば問題ありません。また家族の一員だからこそ、自分の身の回りのことは自分で行った方が良いです。

例えば、食事の際に使った食器類やグラス類は自分で洗ってディッシュウォッシャーに入れたり、自分の部屋の掃除は自分で行ったりして、ベッドメイキングも自分で行うなどすると良いでしょう。

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私の場合は、リビングルームも定期的に掃除機を使って掃除をしました。このように、態度や言葉、行動によって自分の気持ちを表現することがとても大切になります。要は、ホームステイ先の家族に「一緒に暮らせてよかった」と思ってもらえるような自分作りをすることです。

もちろん、良いことばかりがあるわけではありません。日本で生活していたときと比べて思うようにいかずに腹が立ったり、悔しい気持ちになったりすることがあれば、泣きたくなることもあるでしょう。

それもすべてホームステイを経験するからこそ味わえる財産と考えましょう。辛いことがあっても、文化の違いを肌で学ぶ良い経験となります。

上記でお伝えしたホームステイでのルールを理解した上で、留学先でお世話になるホストファミリーと素敵な思い出を作ってください。

そして、すべての出来事をポジティブに考え、楽しいホームステイ生活を送ってください。