留学をしたら筆記体は書けるようになっておいて損はない

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留学をすると受講する先生によって、授業の進め方は異なります。教科書を使って授業を進める教師もいれば、教科書を一切使わずにグループワーク・プレゼンテーション・ディスカッションなどを中心に進める教師もいます。

また、黒板に文字を書きながら内容を話す教師もいれば、黒板に一度も英文を書かずに口頭で授業を進める教師もいます。そして、英文を書く際はブロック体で書く教師もいれば、筆記体で書く場合もあります。さらにテストの採点時には、教師のコメントが筆記体で書かれていることもあります。

そのため、留学をしたら筆記体は読めることはもちろん、書けるようになっておいて損はありません。このページでは筆記体が書けるようになっておいて損がない理由について紹介していきます。

目次|このページでわかること

留学先で筆記体が読めれば、授業の理解度が向上する場合がある

私が長期留学をした際に、通っていた高校の授業の一つに、「社会科(Social Studies)」がありました。その教師は、「口頭で授業内容を伝えて行う授業スタイル」でした。言い換えれば、基本的に文字を黒板に書かずに授業が進むということです。

そのため、その教師は黒板に英文を書かずに授業を進めるわけですから、教師の言っている内容を注意深く、そして集中して聞く必要がありました。また、何か黒板に英文を書くときは筆記体を使って書く先生でした。

そのため、筆記体が読めないと授業全体を理解できないことになります。実際に同じクラスを受講していた中国からの留学生は筆記体が読めないことで困惑していたことを覚えています。

私の場合は、長期留学をする前に日本で筆記体の書く練習をしていました。そのため、教師が書いた筆記体を理解することができていました。ただ、筆記体を書いたことがない人は読むことが難しいでしょう。

特に社会科などの教師は、英語・美術・数学などを担当している教師と比べて年齢を重ねている教師が担当することがよくあります。私の場合は、高校4年間でSocial Studiesを担当した教師は全員50代を超えていました。年齢を重ねている人が教師の場合、無意識で英字を筆記体で書くことがあります。

そのため、筆記体を理解しておくことで授業全体の理解度を上げることができることもあります。

筆記体は絶対必須というわけではない

上記の通り、事前に筆記体ができるようになっておいて損はありません。筆記体が書けるということは読めることと同意です。そのため、筆記体の練習をしておけばネイティブ講師の授業を受けた際にも対応することができます。それが筆記体を覚えておくメリットの一つでしょう。

ただ、必ずしも筆記体を絶対に学んでおくべき必要はありません。読めたら現地での学校生活などで便利になることは確かです。しかし、後から学習しても問題はありません。そのため「筆記体を知っておいた方が良い」と感じられたタイミングで学習しても遅くはありませんので安心してください。

効率よく筆記体を覚えるやり方

筆記体を効率良く覚える方法は、教科書の丸写しが一番早いです。「筆記体の書き方」とインターネット上で画像検索を行い、筆記体が書いてある画像を印刷し、それを机の正面の壁に貼ります。

次にブロック体で書かれている英語の教科書を用意し、印刷した筆記体の原本を参考にブロック体から筆記体に書き写す練習をひたすら行うだけです。これを3日間〜5日間ほど練習すれば筆記体が書けるようになります。

筆記体を書くことに慣れてくると、筆記体の原本用紙を見なくてもスラスラ筆記体が書けるようになっています。

短期間に集中して書く練習をすれば、一生使えるようになります。留学をしてから覚えるか、留学前から書けるようにしておくかで留学してからの時間の使い方も変わってくるでしょう。

私の場合は「簡単にできること」「すぐに覚えられるもの」などは先に覚えておくという考え方をしています。留学をしてから慌てるよりも覚えられるものは覚えておいて損はありません。また、留学先での学校生活を楽しむためにも筆記体が読めるようになっておいて不便を感じることはありません。

筆記体が書けるようになっておいて損はないことを理解した上で、留学先での学校生活をより実りあるものにしてください。