ホームステイ先での休日の過ごし方と門限について

Portrait of happy family with two children looking at camera and laughing

ホームステイを体験するようになると、ホームステイ先での休日の過ごし方や門限について、どうしたらいいのか考えることがあるのではないでしょうか。

私もホームステイを体験する前に、日本にいたときから「休日はホストファミリーと過ごすのかな?」「門限はあるのかな?」などと考えていたものです。

私が経験した短期のホームステイでは、「休日は必ずホストファミリーと過ごさなければいけない」「門限は◯時までに」などの強制的な門限はありませんでした。そのため、基本的には自由でした。

ただ、気持ち良くホームステイ生活を過ごすためには、あらかじめ理解していただきたいことがあります。そこでこのページでは、「ホームステイ先での休日の過ごし方と門限」について解説していきます。

目次|このページでわかること

ホームステイ先での休日の過ごし方

Photo of happy family of four sitting on grass during summer rest

ホームステイ先での休日の過ごし方は、基本的には自由です。何をするかをあなた自身が自由に決めることができるため、ホストファミリーが必ず毎週末にあなたをどこかへ連れて行ってくれるということはありません。

もしかしたら、ホームステイ先のファミリーのご厚意でどこかへ連れて行ってくれることはあるかもしれません。例えば、レストランで外食をしたり、滞在期間によっては小旅行に連れて行ってくれたりするかもしれません。

ただ、このようなことを最初から期待してはいけません。実際には、上記のように良い対応をしてくれる家庭ばかりではありません。そのため、こればかりはお世話になるホストファミリー次第でもあります

ちなみに私がお世話になったホストファミリーは、「ビジネスとしてホームステイを行い部屋を間借りさせていた」ため、休日にどこかへ連れて行ってくれることはありませんでした。

ただ、私の他に一緒に住んでいた中国からの留学生がいたため、彼と休日にダウンタウンへ買い物に行ったり、彼の部屋で一緒に英会話を楽しんだりすることがありました。また、語学学校で出会った友達と遊んだり、一人でバスに乗ってどこかへ出掛けたりすることもありました。

ホームステイ先では、小さな子供が住んでいたため休日に子供と一緒に遊ぶこともありました。また、私がホームステイを体験した時期は夏だったこともあり、家の庭でホストファミリーがバーベキューをしてくれることはありました。

その他には、親戚や友達同士が集まって食事会をする家庭もあります。このように、お世話になるホームステイ先によって休日の過ごし方は違います。例えば、人が大好きで周りのお世話が好きなホストファミリーであれば、あなたをどこかへ連れて行ってくれるかもしれません。

一方、ビジネスとしてホームステイを行い、ある意味ドライな家庭であれば、自分から主体的に、そして臨機応変に休日の過ごし方を考える必要があるでしょう。

そのため、休日の過ごし方については、お世話になるホームステイの家庭環境とあなたの行動次第になります。

また、ホストファミリーとどこかへ出掛けるときはあなたの分も食事や入場料を払ってくれる家庭もあれば、実費での自己負担を要求する家庭もあります。そのため、ホストファミリーとどこかへ出掛ける場合は、必ず自分の財布を持って出掛けるようにしてください。

ホームステイ先での門限について

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ホームステイ先での門限についてですが、こちらもお世話になるホームステイ先によって変わってくるでしょう。門限がなく自由な家庭もあれば、「夕飯頃(17時・18時頃)には帰ってきて」と言う家庭もあります。

そのため、「ホームステイでの門限は家庭によって異なる」ということを理解してください。

例えば、私がお世話になったホームステイでは、基本的に門限はありませんでした。私の場合はホームステイ初日に家の鍵が渡され、それを持って自由に行動していました。

基本的に、私は夜の帰りが遅くなることはありませんでした。そのため、夕食はホストファミリーと一緒に食べることが多くありました。また、そのホームステイ先には小さな男の子(3歳と5歳)の子供がいました。夕食後は子供達と一緒にテレビを見るなどして過ごしていました。

あなたに覚えていただきたいことが、小さな子供がいる家庭は夜も早く寝静まるということです。そのため、小さな子供がいる家庭でホームステイをする場合は、遅い時間の帰宅は控えるようにしましょう。

そして、「夕飯がいらないこと」「帰りが遅くなること」などを伝えるときは、夕方の早めの時間帯に(16時・17時)頃に伝える方が良いでしょう。なぜなら、ホストマザーが夕食の準備をしてくれている場合があるからです。

外で食事を済ませてくるときに使えるフレーズ

夕食をホームステイ先ではなく、外で食べてくるときに使えるフレーズを以下でご紹介します。

I will be back around 20:00 or 21:00, so I will eat out tonight.
(帰りが20時か21時くらいになると思うので、外で食べてきます)

帰りが遅くなるときは、上記のようなフレーズを使い、相手を思いやる意味も込めて早めに連絡しておくとスムーズです。

自分で料理をする立場になればわかりますが、連絡が「ある・ない」で料理を作る準備も変わってきます。そのため、「報告・連絡・相談」は意識するようにしてください。

なぜ、このように連絡をする必要があるのかというと、血の繋がっていない子供でも、ホームステイとして預かってもらっているからです。あなたの帰りが遅くなれば、心配するのが親というものです。

私の考えでは、基本的に夜はホストファミリーと一緒に過ごしたり、家でゆっくりと時間を過ごしたりした方が良いと考えています。

なぜなら、ホストファミリーと食事を楽しみながら自分の英語力を身につけるチャンスだからです。また、学校からの宿題が多ければ、夜に遊びに出かけることが難しくなるからです。

そして何より、家の方が安心だからです。例えば、夜の街を一人で歩けば多少の危険があるかもしれません。仮に「治安が良い街」といわれていても、日本より治安の良い国は他にはないと思った方が良いでしょう。

まとめ

上記でお伝えしたように、休日の過ごし方や門限については、お世話になるホームステイ先によって大きく変わることを理解してください。休日をホストファミリーと過ごしたり、自分一人で過ごしたりできるため、基本的にはご自身の判断で休日の過ごし方を選べます。

ただ、ホストファミリーが若いカップルなのか、4人家族なのか、老夫婦の家庭なのかなどによっても、休日の過ごし方や門限の時間も変わってくるでしょう。ホームステイ先によっては、時間に対してうるさい家庭もあります。

また、ホストファミリーによって、各家庭のハウスルールが存在します。そのため、ホームステイ初日にホームステイでのハウスルールを確認する際に、合わせて休日の過ごし方と門限について聞いておくことも忘れないようにしましょう。