ホームステイ先で気をつけるべき8つのマナー

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初めての留学で多い滞在方法がホームステイです。そしてホームステイ暮らしで大切なことは、「その家のルールに従うこと」です。これは基本のルールと思った方が良いでしょう。

そのため、多少なりともホームステイをすれば気を使うことはあります。しかし、あらかじめどのような態度(対応)をすれば、ホストファミリーと良好な関係を築けるかを把握しておけば、ホームステイ生活を始めてからもストレスを感じることは少なくなるでしょう。

そこでこのページでは、「ホームステイをしたら気をつけるべき8つのポイント」についてご紹介します。

目次|このページでわかること

ホームステイをしたら無口・無反応な態度をしない

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1つ目のポイントは、ホストファミリーと会話をする際は、「無口・無反応・無表情な態度を取らない」ことです。

例えば、あなたが善意の気持ちで目の前の人に自分から声をかけたときに、相手の反応が無反応だったり無口な態度だったりしたらどのような気持ちになるでしょうか? おそらく「なんだこいつ? この人と仲良くするのはやめよう」などと思うのではないでしょうか。

このことは留学生活でもまったく同じであるため、ホストファミリーの前で無口・無反応な態度はしないようにしてください。このような態度をしてしまうと、相手はどう接したらいいのか困惑してしまうでしょう。

海外で英語を使ってコミュニケーションを取るわけですから、多少の不安や緊張があるのは当たり前です。しかし、緊張してしまって無口になってしまうと逆にあなたが損をしてしまいます。

そのため、ホストファミリーと上手に付き合うためには自分から積極的にコミュニケーションを取ることが大切だと理解してください。

では、どのようにしてホストファミリーとコミュニケーションを取ればいいのでしょうか? それは、「明るく笑顔でいること」と「留学生活を楽しむ心」の2つをもってホームステイ先での生活を楽しむことです。

英語でコミュニケーションを取ることは、あなたが努力を継続すれば遅かれ早かれ英語で会話ができるようになるので安心してください。それよりも重要なのが、自分から相手を好きになる姿勢です。

海外で英語の勉強ができる自分を楽しみ、周囲に対して明るく笑顔で接していたら、あなたは必ず周りの人から好かれます。要は、自分から積極的に相手と関わり、オープンマインドな気持ちで接することが大切だということです。

そのような態度で接していれば、ホストファミリーとも仲良く付き合っていけるため、きっと周りはあなたの協力者になってくれるでしょう。

そのため、ホームステイをしたら無口・無反応・無表情な態度をせず、ホームステイ先では「明るく笑顔で楽しむ気持ち」をもってホストファミリーとうまく付き合うようにしてください。

ホームステイ先の部屋は汚さない

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2つ目のポイントは「ホームステイで借りる部屋を散らかさないこと」です。要は「次の人のためにも綺麗に使い続けよう」という考えを持つことが大切です。

ホームステイをすると、基本的には個室を提供されることになります。そのため、基本的には自分で部屋を綺麗に保つ必要があります。週末には掃除をしたり、シーツ・枕カバーなどを取り替えたりすると良いでしょう。

例えば、あなたがホームステイを受け入れる側に立ってみてください。もしあなたの家に留学生がホームステイとして滞在したときに、提供した部屋を汚されたらどのような気持ちになるでしょうか?

または、どのような人と一緒に住みたいと考えるでしょうか? おそらく「部屋を汚すような留学生は受け入れたくない」と考えるのではないでしょうか? そして「絶対に同じ国の留学生には提供しない」と思わないでしょうか?

これと同じ考え方で、あなたが留学をした際に提供されたホームステイ先の部屋(個室)を汚してしまうと、次に留学する日本人がその家をホームステイ先として受け入れられない可能性が出てきます。

逆にあなたがホームステイ先の家を綺麗に使えば、「また日本人の留学生をホームステイとして受け入れよう」「日本人は安心してホームステイを受け入れることができるな」などと思ってくれるかもしれません。

そのため、次の留学生のためにも、ホームステイをしたら部屋を綺麗に使うようにしましょう。

ホームステイをしたら部屋に引きこもりすぎない

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3つ目のポイントとして、ホームステイをしたら「部屋に引きこもりすぎない」ようにしてください。確かに留学をすると、学校で宿題はたくさん出るでしょう。そのため、「早く家に帰って勉強時間を確保したい」という気持ちになることも十分に理解できます。

しかし留学中は、部屋に引きこもり過ぎないようにしましょう。実際、私も部屋に戻って宿題をやりたい気持ちがありましたが、ホストファミリーやルームメイトとの交流も英語を上達させる上で大切な時間になります。

学校の宿題となると、どうしてもインプットの時間が多くなります。しかし、英語は言葉です。コミュニケーションですからインプットだけでなくアウトプットも必要となります。そしてインプットとアウトプットの両方を同時に向上させることができるのが会話だけです。

そのため、部屋に引きこもり過ぎないようにしましょう。勉強時間の計画をあらかじめ立てるなどして、会話をする時間を作って積極的にホストファミリーと英語でコミュニケーションを取るようにしてください。

私の場合、初めての海外留学でホームステイを1ヶ月間利用しました。この1ヶ月間は、毎晩夜中の3時くらいまで英語の勉強をしていました。なぜなら、ホストファミリーと会話をする時間と、学校の宿題を行う時間の両方が必要だったため、必然的に毎晩遅くまで起きていることがありました。

週末はテレビを観て英語のリスニング力を磨いたり、街に出て英語の環境を体で覚えさせたりしました。また、中国から来ている留学生が同じホームステイ先に居たので彼と一緒に遊ぶなどして、ホームステイ生活を楽しむことができました。

そして、ホームステイをして英語を勉強できる期間は限られています。そのため、時間を無駄にしないためにも遅くまで英語の勉強をすることをオススメします。そして、部屋に引きこもらないで積極的にホストファミリーと関わった方があなたの英語力は上達していきます。

私の場合は、みんなが寝静まった後に学校の宿題をしていました。夜中の3時くらいまで英語の勉強をしていたため、寝不足な状態は続きましたが、遅くまで現地で英語の勉強ができる経験を積めることは良いことだと思っていました。

もし遅くまで起きていられずに、どうしても早く勉強したい場合は「これから勉強するから部屋に戻るね」などとホストファミリーに一声かけると好印象でしょう。

また、宿題で分からない部分があればホストファミリーに質問をして教えてもらうようにすると良いでしょう。ホストファミリーに宿題のことで質問をすることで、それをきっかけに家族との会話を弾ませることも可能になります。

ぜひ、ホームステイをしたら部屋に引きこもらずに、自分からホストファミリーを巻き込んで行動に移してください。

ホストファミリーの前で留学先の国をけなさない

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4つ目のポイントは、「ホストファミリーの前で留学先の国をけなさないこと」です。あなたが留学をしたときに、その国をけなすような言葉は絶対にホストファミリーの前では言わないでください。

「バスが来る時間が遅い」「24時間やってるお店がない」「自動販売機がない」などと周囲に対して不平不満を言わないようにしましょう。これはあなたがホームステイを受け入れる側に立てばすぐに理解できるのではないでしょうか?

自国を人にけなされたら誰も良い感じを受けないでしょう。同様で、あなたが留学をした際にその国の「ここが悪い」「これってダメでしょ!」などの文句を言うと相手の信頼関係が崩れてしまうで止めましょう。

言葉で「足るを知る」という言葉があります。この意味は、「今を満ち足りたものとして、現状に対して不平・不満を抱かない」という意味になります。

正直、日本ほど豊かな国はないと思った方が良いです。例えば、24時間のコンビニエンスストアや自動販売機、時刻通りに電車が到着することなど、すべて当たり前ではありません。このような気付きは、留学をするとあらためて感じることができます。

留学をすることで、日本とは違う気付きをたくさん感じることができるでしょう。ぜひ文化の違いを楽しみ、その違いや気付いたことをホストファミリーと分かち合ってください。

そしてお互いの国の文化や習慣などの違いを理解することで、あなたの世界観は大きく広がっていくでしょう。

ホームステイをしたら協調性の心をもつこと

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5つ目のポイントは、「ホームステイをしたら協調性の心を持つこと」を忘れないようにしてください。要は、家族の一員でも「気を使うべきところは気を使える方が望ましい」ということです。

家族の一員であっても血は繋がっていません。そのため、「ホストファミリー(家族)だけの時間を取らせてあげることも大切」だということです。

このように、自分が一歩引いた対応をホストファミリーに取ることで、相手もあなたに対して一歩引いた態度を取ってくれるようになります。そのため、お互いが尊重し合える関係性を築くことができるようになります。

そして相手は、「あなたの一人の時間も大切にしてあげよう」と思ってくれるでしょう。

もちろん家族と一緒に時間を共有することも大切です。その際は、部屋に引きこもらずに楽しむようにしましょう。ただ、ホストファミリーだけの時間を取らせてあげることも大切だということを合わせて理解するようにしてください。

このような協調性の心を持って接することができると、相手は「本当に良い留学生と出会えたな」と思ってくれるでしょう。他にも例えば、ご飯が出てくるのを待つのではなく、自分から積極的にお手伝いをするようにすると良いでしょう。

私の場合はホームステイ先に小さな子供が2人いました。彼らと一緒にボール遊びをしたり、ゲームをしたりして子供とのコミュニケーションを大切にしようと思い行動に移していました。

そしてホームステイを去る際に、ホストファーザーが「子供とよく遊んでくれてありがとう」と言ってくれました。

このように、あなたの言動は必ずホストファミリーは見られています。私自身は子供が大好きだったこともありますが、自分が相手に対してできることを行い続けると、必ず良い言葉をかけてくれます。

人間ですから誰でも心があります。そのため、相手に対して「何をしたら喜ぶか?」を考えつつ、「自分の英語力も合わせて上達させるためにはどうしたら良いか?」などと自問自答をしながら考え、行動に移してホームステイ生活を楽しんでください。

ホストファミリーの家では長電話をしない

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6つ目のポイントは、「ホームステイ先では長電話をしないこと」が重要になります。基本的にホームステイ先には、電話は一家に一台です。そのため、あなたがホストファミリーの家に置いてある電話を長時間使ってしまうと、ホストファミリーは良い顔をしないでしょう。

家の固定電話からではなく、インターネットを通じた電話であれば問題はありませんが、固定電話を使う際は長電話にならないように注意してください。

現代ではインターネットを利用した電話やSNSなどのインターネットを通じた通信手段があるので、無料で日本にいる家族と連絡を取り合うことができるのは便利です。

そのため、家で長電話をする頻度は少ないかもしれません。ただ、大声を出したり大笑いしたりしないように気をつけましょう。

私が留学したときは、インターネットがこれほど発展していなかったため、「長電話はしないように」とあらかじめホストマザーから言われていました。

ちなみに、私が行っていた日本との連絡方法は、「コーリングカード」でした。コーリングカードとは、国際テレフォンカードのことで、私が初めて留学した2000年の時には、1枚約10ドルから販売されていました。

2016年現在では、インターネットを使って連絡を取り合う方が主流ですし、お金もかからないので便利でしょう。一方で、ホストファミリーの家の電話を使う場合は事前に許可を取るようにし、長電話にはならないように気をつけましょう。

ホームステイ先の室内でタバコは吸わない

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7つ目のポイントは、「ホームステイ先の部屋でタバコを吸わないこと」です。やはりタバコの煙は海外でも多くの人が敏感に感じています。ましてやホストファミリーの全員がタバコを吸わない家庭であればなおさら気にするでしょう。

そのため、ホームステイ先で提供される個室ではタバコを吸わないようにしましょう。部屋は借り物ですから、他の人も使う意識を持って利用するようにしましょう。そしてタバコを吸う場合には、事前に吸って良い場所などを確認するようにしてください。

喫煙マナーが悪ければ、ホストファミリーにも嫌がられてしまいます。それでは、せっかくの留学が台無しになってしまいます。目的は留学を通じて英語を上達させることですから、マナーは守るようにしましょう。

タバコの煙だけでなく、お香なども同類です。基本的に海外の人は香りに敏感な人が多いです。例えば、勝手にお香を焚いてしまうと「臭いからやめて」と言われてしまうかもしれません。

これでは、ホストファミリーとの関係性に壁ができてしまうでしょう。そのため、タバコやお香などの匂いがするものについては、事前にしっかりと確認を取るようにしてください。

このような配慮を取ることは、ホームステイでの共同生活ではとても大切な心構えになりますので気をつけるようにしましょう。

ホームステイ先の冷蔵庫にある食べ物を勝手に食べない

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8つ目のポイントは、「ホームステイ先の冷蔵庫に入っている食べ物を勝手に食べないこと」です。これは滞在先のホームステイにもよりますが、家族用とゲスト用で2つの冷蔵庫に分けている家庭もあれば、一つの冷蔵庫を全員で共有している家庭もあります。

もし一つの冷蔵庫を共有している家庭であれば、「自分が食べて良い物といけない物はどれか」「食べて良い量はどのくらいか」「どのスペースに自分の私物を置いて良いのか」などを事前に聞いておくと、後で問題が起こらないでしょう。

例えば、一つの冷蔵庫を全員で共有する家族で小さな子供がいる家庭であれば、間違って子供用に置いておいたオヤツなどを食べてしまっては大変です。

確かに、このような事は些細なトラブルかもしれません。しかし、未然に防げるトラブルであれば防げることに越したことはありません。

そのため、ホームステイをして現地の家庭でお世話になる際は、冷蔵庫の使い方を事前に聞いておくと良いでしょう。

今回お伝えした、「ホームステイをしたら気をつけるべき8つのポイント」について理解をした上で、留学先のホストファミリーと楽しいホームステイ生活を送り、実りある留学生活を実現させましょう。