ホームステイ先でトラブルから避けるために注意すべきこと

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留学をする上で代表的な滞在方法となるのが「ホームステイ」です。

ホームステイでは、基本的に留学先の国やワーキングホリデー(ワーホリ)先で現地に住んでいる一般家庭の自宅の一室を借ります。そして、「その家族の一員」として一緒に生活を共有することをいいます。

ホームステイの良いところは、現地の人と生活を共にすることで英語学習ができることです。これによって、現地での生活の中で英語のシャワーを浴びることができます。

また、英語学習だけでなく「文化」「習慣」「思想」なども学ぶことができるのも良い点です。そのため、日本では味わうことがない経験ができるのがホームステイの魅力です。

ただ、ホームステイでもトラブルはつきものです。そして、どのようなトラブルが多いのかを事前に把握しておくことで、不測の事態を防ぐことができます。

そこでこのページでは、「ホームステイ先での代表的な2つのトラブル」についてご紹介します。

目次|このページでわかること

ホームステイのトラブル1:水の使い方について

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1つ目のホームステイ先での代表的なトラブルは、「水」に関するトラブルです。そしてその代表的な場所となるのが「浴室」です。

基本的に海外の一般家庭の多くは、「ユニットバス」を採用しています。ユニットバスとは、「周りの壁・床・天井が一体」となっているお風呂場のことをいいます。

私が初めてホームステイを利用した1ヶ月の短期留学と、アパートを借りて一人暮らしをした際の長期留学では、「トイレ・洗面台・バスタブ」が同室内に設置されているタイプのユニットバスの家でした。そしてこのことを「3点ユニット」と呼びます。

海外の一般家庭の浴室は、「バスタブと洗面台がワンセット」になっている「2点ユニット」、または上記の「3点ユニット」であることがほとんどです。

なぜ海外では、多くの人がシャワーだけで済ませてしまうのでしょうか? その理由は滞在先にもよりますが、基本的に現地の空気が乾燥しているからです。そのため、汗をかくことが少ないのでシャワーだけで済ませてしまう人が多くいるのです。

特に、オーストラリアに留学される方は水に対する考え方を強めてください。なぜならオーストラリアでは、「水はとても貴重なもの」として考えられているからです。オーストラリアは水不足としても知られているため、お湯を浴槽に溜めてつかる習慣があまりありません。

この理由から、ホームステイ先では浴槽にお湯を溜める行為を勝手にしないように注意してください。もし、ホストファミリーに一言も申し出ずにお湯を張れば叱られるでしょう。なぜなら、海外の家庭では節約を意識する考えを持っている家庭が多いからです。

また、日本人はお風呂に入ることは当たり前ですが、海外ではそのような習慣はありません。そのため、留学中はお風呂につかることは控えるようにしましょう。

ちなみに私がカナダに1ヶ月間のホームステイを経験したときは、浴槽にお湯を溜めることは一度もありませんでした。最初の一週間は「お風呂に入りたい」と思いましたが、少し時間が経てばお風呂に入らないことにも慣れてきます。

このように、「郷に入れば郷に従え」の心構えで、海外でのホームステイ生活を経験することを第一に考えるようにしましょう。そして、ホームステイ費用には「電気代」「ガス代」「水道代」などのライフラインが含まれていることも忘れずに、「借りている意識」を持つようにしましょう。

ホームステイのトラブル2:食事について

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2つ目の代表的なホームステイでのトラブルは、「食事」に関するトラブルです。日本の家庭では和洋中や海藻類・豆類などバランス良く食事を摂ることができます。

しかし、海外へ留学をすると日本で摂っていた食事とはまったく異なります。基本的に海外の朝食は、朝から脂を多く含むメニューが多いです。

例えば、上記の写真のように「ソーセージ」「ハッシュポテト」「スクランブルエッグ」そして「ホットコーヒー」などが代表的な朝食メニューです。他にも「シリアル」と「ミルク」などが一般家庭で摂る朝食になります。

夕食では「チキン」「マッシュポテト」「茹でたにんじん」「コーン」「ブロッコリー」などを使った料理がよく出されます。他には、「パスタ」「ピザ」「サラダ」「ハンバーガー・フライドポテト」「ラザニア」そして「お水」や「炭酸飲料」などが代表的です。

そのため、日本のように手の込んだ豊富なメニューは揃っていないことを理解しましょう。

また、このような食事を毎日摂っていると簡単に太ってしまいます。そして毎日同じような食事が続くと飽きてしまうでしょう。そのため、工夫してバランス良く食事を摂る意識を持つことが大切になります。

例えば、私が初めて留学をしたときは、日本から「インスタント味噌汁」と「梅干し」を持参しました。

また、私が滞在したホームステイでは朝食は自分で作る必要がありました。そのため、自分でサンドイッチを作ったり、サンドイッチと一緒に味噌汁を摂ったりしていました。

私の場合は、1週間のうちに2〜3回ほど味噌汁を飲むことで体を良い状態に整えることができました。そして、梅干しは1日1個は必ず摂るようにしました。また、レトルト食品などもダウンタウンなどの街に行けば、簡単に日本のレトルト食品やアジアンフードを手にすることができます。

インスタント味噌汁は、スーパーに売られている「10食入り」「24食入り」などで問題ありません。梅干しは賞味期限と品質を考慮し、少し高い物を日本から用意すると良いでしょう。また、梅干しには疲労回復や食欲不振などにも良いとされているのでオススメです。

私の場合は「インスタント味噌汁」と「梅干し」を留学時に持って行きましたが、あなたも海外留学をするときは日本で日頃から摂っている食品も持参されることをオススメします。

特に健康面を考慮した食品を持っていくと良いでしょう。なぜなら留学を成功させる一番の秘訣は、常に健康でい続けることだからです。

ホームステイ先ではあなたも家族の一員である

ホームステイ期間中は、あなたが行う言動の一つひとつがホストファミリーとの信頼関係の強弱を左右します。なぜならホストファミリーは、「あなたも家族の一員」と考えるからです。

そのためホームステイをした際は、その家族としっかりコミュニケーションをとって信頼関係を育むようにしてください。お互いにコミュニケーションを取る回数が増えれば増えるほど、親近感が湧いてくるからです。

海外留学を成功させるための大切な考え方として、異文化の習慣や考え方の違いを理解する努力をすることが挙げられます。同じ人間同士ですから、相手を思いやる心を持って生活すれば留学中やホームステイ先で多少のトラブルが起きても乗り越えることができるでしょう。

まとめ

上記でお伝えした2つのトラブルは、ホームステイではよくある話ですから安心してください。そのため、問題が起きても深刻に考える必要はありません。

むしろ、何も問題が起きない留学生活やホームステイ生活は逆につまらないのではないでしょうか?

大変なことや辛いことを乗り越えることで「自分は成長した」と実感が持てるようになるでしょう。そして、「自分の人生にまた一つネタができた」と考えるくらいのつもりで、留学中はトラブルを楽しむぐらいの気持ちで海外留学に挑むことが大切です。

今回お伝えした、「ホームステイ先での代表的な2つのトラブル」について理解した上で、ホームステイ先でのトラブルを避ける力を養っておきましょう。