初めての留学!経験者が伝える留学してよかったこと

カナダ留学

あなたは「留学して良いことあるのかな?」と考えることがありますか? きっと留学する前なら、誰もが抱く感情ですよね。

私も留学する前に、「留学生活をちゃんと送れるかな?」「留学して良いことが起きるかな?」と多少の不安や心配な気持ちを抱きました。

このような気持ちになったのは、もともと私の英語力は中学英語5段階評価中で「2」を取っていたからです。

もともと私は英語ができない学生でした。しかし、そんな私でもカナダへ高校留学をし、現地で生活を送ることができ、無事にカナダの高校を卒業できました。

私は、留学して良かったと感じることができました。ただ、多少の後悔もあります。あなたには私と同じ後悔をして欲しくありません。

そこでこのページでは、「留学してよかったこと」と「後悔しないために行うと良いこと」について解説していきます。

目次|このページでわかること

留学してよかったこと

まず最初に、留学してよかったことについて以下でお伝えしていきます。

英語が話せるようになった

第一に、留学してよかったことは英語が話せるようになったことです。留学していなかったら英語は話せるようになっていなかったと思います。ですので、これは私にとっての財産となりました。

ただ、上記でお伝えしたように英語の成績は「2」でした。

そのため、私は学校の先生が何を言っているのか、その内容を100%理解するのに時間がかかりました。おそらく1年はかかったでしょう。

また、相手の話の内容を理解できないことが続くたびに何度もめげそうになり、日本に帰りたいと思ったことがありました。

でも、「今のまま帰国しても、僕は大きく成長できないだろう」と考えていました。だから、時間をかけて英語の勉強を重ね、時間をかけて留学生活に慣れる努力をしました。

その結果、少しずつ英語ができるようになりました。英語が理解できるようになると、留学生活がより一層、楽しいものになりました。

留学生活中は、英語に時間を費やすことを本当におすすめします。やればやるだけあなたに返ってきます。

英語が理解できるようになると、留学生活が楽しいものになります。ぜひ、あなたも「留学してよかった」と帰国するときに思えるよう、日々、努力して英語に磨きをかけてください。

諦めない心を持つことができた

漫画スラムダンクで安西先生が「諦めたらそこで試合終了ですよ」という名言があります。

この言葉の本質は、諦めなければ終わりではないということです。つまり、諦めなければいつかはできるようになるのです。

留学生活では楽しいことがたくさんあります。例えば、新しい友達ができたときや、自分の英語が上達していると感じたときは本当に嬉しい気持ちになりますね。

一方で苦しいこともあります。例えば私の場合、みんなの前でプレゼンテーションをする機会がありました。このときの私は、緊張してうまく喋れずに赤点を取った経験があります。

そのときの点数は38点でした。とても悔しかったです。先生からは「3日間あなたに時間を与えるからもう一度やり直しなさい」と言われました。

次のプレゼンテーションの機会のときに、私は81点を取りました。何が違ったのでしょうか? それはたった一つだけです。練習量を増やしたのです。

私が最初に赤点を取ったとき、自分が話す内容をイメージできていませんでした。「練習量が足りなかったんだ」とプレゼンテーション後にすぐに気付きました。

そこで、次回は必ずプレゼンテーションがうまくいくように、プレゼンテーションの練習を1日に10回練習しました。10回×3日間=30回練習したわけです。

その結果、合格点を取ることができました。赤点を取った私でも練習すれば上達することを体感しました。みんな良いときは良いんです。

ただ、大事なのは自分が理想とする結果を得れなかったときや苦しいときに、どう現実に対して取り組むのか、本人の真価が問われます。

これは何も留学だけではありません。スポーツの世界でもビジネスの世界でも、自分が理想とする結果にたどり着けないことの方が多いです。

例えば、2018年ロシアで行われたサッカーワールドカップの日本代表がベルギーに負けたとき、選手たちは「次の4年後に向けてまた練習を重ねます」と答えています。彼らは負けても常に前を向き続けています。

私は留学もこれとまったく同じだと考えています。留学していれば辛いことはあります。

ただ、出来事の反応に対して自分がどう感じるか、どう考えるかでその後の結果は変わってくると信じています。

私も最初は英語ができませんでしたが、諦めないようにしていました。ですので、あなたも留学をしたら、諦めずに一つひとつ積み重ねていって欲しいと思います。

行動力がついた

留学してよかったことに行動力がついたことがあります。日本で過ごしていたときは、「目で見るもの」「耳に入るもの」などはすべて日本語で入ってきます。

そのため、何一つ努力することなく自分が必要とする情報や知識を手に入れることができました。しかし、留学をすると日本と同じような生活スタイルでは留学生活をうまく過ごすことができません。

やはり自分から積極的になって行動することが大切になります。

例えば私の場合、わからない英単語を見つけたときに、調べる癖をつけるようにしました。単語の意味を調べ、それをノートに書き写し、実生活で使えるシーンがあるのかを考えるようにしていました。

また、発音の仕方はカナダ人の友達に聞くようにしました。自分で一人で発音の練習をするより、現地のネイティブに聞いた方が圧倒的に早いですし効率が良いからです。

発音の仕方についてネイティブに聞くときは、以下のフレーズを利用してみましょう。

What is the meaning of this word? この単語の意味は何ですか?
How do you pronounce this word? この単語はどのように発音するのですか?

上記のフレーズを利用して、自分から積極的に声をかけて自分の名前と顔を覚えてもらうことも大切な行動になります。

このような行動の積み重ねを続けることで、自分自身に行動力がつき、それに通じて英語も上達するようになりました。

行動力をあげるには、「行動しないことで起きるデメリットは何か?」を考えると良いです。

例えば「留学中に英語を勉強しなかった場合のデメリットはなにか?」を考えてみます。

  • 学校で良い成績をおさめることができない
  • 留学生活で支障になる
  • 現地の友達を作ることができなくなる
  • 何をするにしても臆病になって、縮こまってしまう。

挙げたらキリがありませんね。このように、行動しないことで起きるデメリットは何かを書き出すことで、行動力をつけることができるようになります。

行動力をあげるには、「自分で調べる」「人からのアドバイスを素直に受け入れる」「実行して検証する」「検証をして再行動する」などをして、行動力をつけていきましょう。

その結果、自分が欲しい結果を手にすることができます。そのため、机の前で行う勉強よりも外に出てたくさんの人と交流をすることに意識を置いてみてください。

海外の友達ができた

留学をしてよかったことに、「海外の友達ができたこと」があります。

カナダで出会った友達とは、今でも仲良くお付き合いをしています。交友関係は10年以上になります。あなたも留学をしたら友達をたくさん作るようにしてください。

具体的な友達の作り方については、この一言に尽きます。

それは、留学先で出会う新しい人に対して「What are you doing this weekend?(今週末なにしてるの?)」と相手に聞いてみましょう。

相手は「特になにも予定がないよ」「ホームパーティーをするよ」などと返答してきます。返事が返ってきたら「Can I join with you?(僕も一緒に行ってもいい?)」と聞いてみましょう。

「Sure(いいよ)」と返事が返ってくるかもしれません。または、「No, I am sorry.(いや、ごめんね)」と返事がくるかもしれません。返事の内容は何でも構いません。大事なのは声をかけることです。

何かしら面白そうと感じたら、「Can I join with you?」と声をかけるだけで、その後の展開が動いていきます。

もう一つ、別のやり方で友達を作る方法を紹介します。それは「部活」や「アクティビティー活動」に参加することです。

私の場合はサッカー部に所属していました。

そのため、一緒にサッカーをしたり週末を利用して仲間たちと買い物にでかけたりしました。また、夜はその仲間の自宅へホームパーティーに招待され友人家族と時間を過ごすこともありました。

私の経験から、あなたもスポーツをすることを強くオススメします。スポーツをしておくと、友達作りが早くできることはもちろん、英語力の上達に非常に役立ちます。

スポーツは何でも良いです。サッカー、バスケットボール、テニス、バトミントン、ランニングなど、あなたが興味あるものを選びましょう。

スポーツだけでなく、料理や散歩など女子が好むアクティビティーでも良いでしょう。

大切なのは、友達と一緒に時間を過ごすことです。一緒に時間を過ごすことで友情が育まれ、一生の友達となります。

私には高校時代、一緒の授業を受けていた韓国人の友達がいます。彼との交流は15年以上の付き合いとなり、今では私の東京の自宅にも遊びに来るほど仲良しです。

以下の写真は、留学先の高校の休み時間内に撮った1枚です。左の彼はアルゼンチン人で、中央の金髪が私の親友の韓国人で、赤いトレーナーを着ているのが私です。

そして15年以上経過しても交友関係が続いています。彼が東京に遊びに来たときに、一緒に家系ラーメンを食べに行ったときの写真です。

留学生の多くは、留学中にだけできる友達が多いです。留学中に仲良くなったのに、その後は友情関係が続かず、自然消滅で終わるケースが多いのです。

しかし、大事なのは留学したあとも関係が続く友情関係です。その積み重ねが一生の親友へと関係性を育むことにつながります。

海外に親友ができるととても楽しいです。例えば、韓国に遊びに行くときはホテルに泊まらずに彼の家に泊まることができます。また、彼が韓国でビジネスを起こせば、何かしら一緒に取り組むことができるかもしれません。

友情の輪が広ければ広いほど、選択肢や自分にできることが広がります。ぜひあなたも海外の友達を作ってください。

日本に帰国してからも海外の友達が増えた

私の場合、日本に帰国してからも友人の輪が広がりました。

駅で切符の買い方がわからなかったスイス人を助けたら仲良くなり、そのまま一緒に回転寿司屋へ行きランチをしたことがあります。

彼らがまた東京に来たときは、「Give me a message(連絡をくれ)」と伝え、遊ぶ約束をしました。私がスイスに遊びに行くときは「俺の家に泊まってくれ。一緒に観光名所を回ろう」と誘ってくれました。

このように友達の輪がどんどん広がっていきます。

また、2018年7月6〜9日に西日本を中心に起きた、記録的な豪雨のニュースを聞きつけたスイス人の友達が、私にメッセージを送ってくれました。

友人「Hi Kenji! I just watched the news and saw what happened in Japan everything is fine for you and your family? やぁけんじ! テレビで日本で起きているニュースをみたよ。けんじと家族は大丈夫かい?
私「Hi Junior! Thank you for your message.
yeah we are all good. Here in Tokyo is fine, but in Fukuoka, Okayama and some other west cities are having hard time. Hope they are all good. Thanks bro!」
「やぁジュニア!メールありがとう。僕たちは大丈夫だよ。東京も大丈夫。ただ、福岡、岡山などその他西エリアは厳しい時を過ごしてるよ。みんな大丈夫だと良いのだけど。ありがとう、兄弟!」

上記が全文になります。彼らは日本のニュースを聞きつけては、私にメールをくれたのです。このように小さな出会いから絆が生まれ、今では大切な仲間となっています。

また、バングラディシュ人の友達もできました。彼とは池袋駅にあるファミリーマートで出会いました。彼は、都内にある日本語学校に通う学生で4ヶ国語を話す強者でした。

「日本語を学びながら、日本のビジネスについて学んで自国で事業をして社会貢献したいんだ」と語っていたのが印象的です。

若くして自国を離れて生活しながら、自分の人生について探求する彼が素晴らしいと思いました。日本人も見習わなくてはいけないですね。

もう一つのエピソードとしては、アメリカ人の男性と新宿駅のホームで仲良くなったことがあります。彼とは偶然にも帰宅する最寄り駅が同じだったこともあり、そのまま近所の回転寿司屋へ行きました。

話を聞くと、彼の奥さんは日本人で、日本の企業に6年勤めていると話をしてくれました。日本語も堪能で、非常に優秀な人材だと思いました。

私の場合は日本に帰国してからも、こうやって自分から外国人を街で見かけたら声をかける癖があります。なぜなら、新しい出会いは必ず何かしら学ばせてくれるからです。それは例えば、新しい価値観だったり文化だったりします。

バングラディシュ人の友達のように、若くして4ヶ国語も話す人がいます。私の場合、自分にはできないことを成し遂げている人を見ると、モチベーションが上がります。

また、私は新しい人と交流をするのが大好きです。私は人は人で磨かれると考えています。そのため、多くの人と交流を持つことで、自分の人生観を広げることができると信じているのです。

また、海外の友達からの刺激を受けることで「自分も頑張ろう」と思わせてくれるため、私にとって外国人の友達はありがたい存在なのです。

外国人の友達と交流を持つことで、自分の英語力が上達し続けることはもちろん、新しい価値観や文化に触れる体験ができるので、とても楽しい時間を作ることができています。

もしかしたら、あなたは声をかけるまでは「どう思われるだろう?」と思うかもしれません。

しかし、その恥を捨ててください。「どう思われてもいいや」と開き直るのです。恥を捨てると気持ちが楽になり、「とりあえず声をかけてみよう」と思うことができます。

仮に声をかけてうまくいかなければ、それでおしまいです。声をかけて仲良くなれば、次の展開に持っていくことができます。そのため、深く考えすぎないことが大切です。

あなたも私が行っているような行動を、積極的に留学中と留学後に外国人に対して行うことで、交友の輪を広げることができるようになるでしょう。

多様性な文化を受け入れる心を持つことができたこと

留学をして得られたことの一つに柔軟性が備わったと思います。留学をすると日本ではありえない出来事に遭遇することが多々あります。

例えば私の場合、以下のような出来事を経験しました。

  • 予定時刻より15分も遅れてバスが到着したこと
  • バスの運転手が運転しながらコーヒーとドーナッツを食べていたこと
  • 学校の廊下を裸足で歩く美人なカナダ人女子高生がいたこと
  • 学校の試験中に先生がガムを配って「噛みながらテストを受けなさい」と言ったこと
  • ポテトチップスと炭酸ジュースを飲みながら平気で授業を受け、それについて先生が叱らないこと

他にも多々ありますが、すべて日本で行ったら大変な出来事として扱われるでしょう。

特にバスの運転手が、平然と片手にドーナッツを食べながら運転をしていることには驚きました。なぜ驚いたかと言うと、この運転手は仕事中にコンビニを見つけては途中でバスを止めたからです。

おそらく日本で同じことをしたら即刻クビです。

しかし乗客は何も文句を言いませんでした。乗客同士で世間話をしたり、音楽を聴きながら寝ている若者がいたりみんなが平然としているのです。これにはとても驚きました。

おそらく日本であれば、「何してるんだ! 早くしろよ!」と怒鳴られてバス会社に報告がされ、運転手はクビになるでしょう。

この出来事を通して、カナダは本当に多様な文化が入り混じっている国だということを学びました。もしかしたら、あなたが留学をしたらカナダ人に対してイライラすることがあるかもしれません。

しかし、そのような感情はなるべく早めに受け入れた方がカナダでの生活を過ごしやすいものにできます。そのため、多様な文化を受け入れ、カナダ人から学べることは何かを観察すると良いでしょう。

英語を使った仕事をするようになった

留学して良かったことに英語や留学関係の仕事をするようになったことです。私は留学経験を通して以下の仕事を経験したことがあります。

  • 英語の個別指導
  • 通訳の仕事
  • 日本の商品を海外に販売する輸出業
  • 留学アドバイザー

このように英語を通してたくさんの仕事に就くことができました。新しい友達ができることはもちろん、自分自身の仕事の能力を高めることができるため、英語は一つの武器となります。

ただ、英語だけを伸ばすのは賢くありません。「英語+@」として違う分野にも力を注ぐことをオススメします。

例えば、「英語力+IT力」の2つを掛け合わせて、ITを使って英語の仕事ができるかもしれません。英語だけでなく、英語+@という発想を持つことで、仕事に対して幅を持たせることができるようになります。

ぜひ、参考にしてみてください。

海外留学をしたことで自信がついた

冒頭でお伝えしたように、私は高校をカナダで過ごし、現地の学校を卒業しています。この経験は私に自信をつけてくれました。右も左もわからず、現地には知人が一人もいなかったため、自分で開拓する必要がありました。

苦しいや辛いことを乗り越えるたびに自信がつきました。あなたも私と同じように、留学をすれば必ず自信が持てるようになります。

苦難や困難が訪れたときは、そのときは苦しいですが、乗り越えた先に必ず自信がもてるようになります。

日本にいたときは守られた環境の中で育ちますが、一人で留学をすると自分で物事に対して決断をしなければいけないことが多くなります。なぜなら、親元から離れて一人で生活をするからです。日本にいたときは相談できる家族の方がいたでしょう。

しかし、留学をすると自分との対話が多くなります。その自分が選んだ選択に対して責任を持ち、道を切り開いていくことで自信がもてるようになります。

つまり、自分で決断し、その決めたことに対して取り組むことで達成感が得られ自信が培われていくのです。

そのため、どんどん自分から積極的に行動するようにしてください。その積み重ねがあなたを自信家にしてくれます。

人間は一人では生きていけないことを理解した

留学をすると最初は自分一人だったのが、時間が経過するにつれ他の人があなたの応援者と出会う出来事に遭遇するでしょう。

例えば宿題が分からなかったら、宿題について教えてくれる助っ人(友達)ができるかもしれません。街を歩いていて道に迷ったときは近くを歩いている人があなたを助けてくれるかもしれません。

私の場合はカナダで出会った友達やカナダに住んでいる日本人の方々に支えられました。

私が住んでいた街には、日本人オーナーが経営する日本食レストランがありました。そこで働くシェフの方が「明日のお昼にこれ持って行きな」と翌日のお昼ご飯を作って持たせてくれたことがありました。これにはとても感謝の気持ちがこみ上げました。

最初は誰もが新しい場所で住むことに対して多少の不安を持つものです。それはみんな一緒です。しかし、いつも必ず誰かがあなたのことを見てくれ、支えてくれる人がいます。

人間は一人では行きてはいけないことを知り、周囲の人が支えてくださることを忘れずに、感謝の気持ちをもって行動を積み重ねていくことが大切です。

その姿勢で周囲の人と関わることで、周りの方はあなたに手を差し伸べてくれるからです。そして、感謝の気持ちを忘れずに努力するようにしてください。

親への感謝の気持ちが強くなった

親元を離れて生活することで一番に感じたことに「家族への感謝の気持ち」が強まったことが挙げられます。

例えば、中学校まで一緒に家族と生活をしていた当時15歳の私は、当たり前のように毎日食事を作ってくれる母に対して、感謝の気持ちを深く持てずに過ごしていたように思います。

当時の私は中学生活がうまくいかないことに悩んでおり、今後の進路に対してどのような道に進もうかとても悩んでいました。その悩みを払拭するために、「日本で過ごすのではなく海外で過ごそう」と思い立ったのが留学する一番のきっかけとなりました。

この決断に対して後押しをしてくれたのが両親でした。そして、カナダに高校留学をすることをきっかけに親元から離れて一人で生活をする経験を通して、あらためて家族への感謝の気持ちが強まったように感じています。

親が子供に与えてくれる愛情のエネルギーは計り知れないものです。それはあなたのご両親も同じです。

あなたの留学がうまくいくように、全面的に協力して人生の応援者となってくれていることを忘れてはいけません。

これから留学するあなたは自分のため、そして家族のために留学生活を思いっきり頑張ってください。

後悔しないために行うと良いこと

留学する前に「もっとこうしておけばよかった」と悔やんでも遅いですよね。私はこの感情が多少なりともあります。

人間が後悔するときは決まっています。

それは行動に移さないで終わるときです。行動しないで後悔することはありません。

なぜなら取り組んだ結果があるため、成功か現状維持のどちらかです。実のところ失敗はありません。つまり行動に移せば移すほど、自分に結果が返ってくるのです。

このことを理解した上で、以下で具体的に後悔しないために行うと良いことを解説していきます。

もっともっと明確な目的、目標、そして計画を立てればよかった

あなたには、留学前に明確な留学する目的を考えるようにしてください。目的はあなたが留学中に心が折れたときの羅針盤となってくれるからです。

辛いとき、挫けそうになるときに目的を読み返すようにしてください。それを行えば、たとえ留学中に苦しいことがあっても乗り越えることができるからです。

あなたが留学する目的は何ですか? 少なくとも留学する目的を10個書いてみてください。

必死に脳に汗をかいて、書き出してみてください。それがあなたの留学生活を支えてくれるからです。

目的を書き出したら次は目標を書き出してください。目標には必ず数値期日が記載されている必要があります。

例えば「3ヶ月後までに○○になっています!」を書き出してみてください。目標を書き出すときに数値と期限が明記されていることで、逆算してその物事に対して取り組むようになります。

あなたが達成したい目標は何ですか? こちらも少なくとも10個書き出してみてください。

目的と目標が決まったら、それを実行に移すためにはどのように取り組めば良いのか、計画を練る必要があります。

例えばあなたが留学生活で快適に過ごすために日常生活で困らないために、語彙力を伸ばそうと考えたとします。

目的は「留学生活を快適に過ごすため」ですね。目標は「1週間で10個の英単語」を新しく身につけることになります。

では、どのようにそれを達成すれば良いでしょうか? 例えば、朝の時間を有効活用する必要があるかもしれません。

前の晩に遅くまで起きていたら朝早く起きれないかもしれませんね。また、遅い時間帯に夕食を摂ると胃に負担をかけることになるため、目覚めが悪くなるかもしれません。

これらを防ぐために、自分は何をしなければいけないのかを考えることが計画です。

上記でお伝えしたように、目的・目標・計画を細かく書いておくことで、精神的支えとなってくれるためぜひ留学前に書いておくことをオススメします。

もっともっと勉強すればよかった

私は留学中、真剣に勉強に励んでいました。しかし今あらためて振り返ってみると、「やっぱりもっと勉強すればよかったな」と思います。

当時の私は3日連続で徹夜をして勉強する日もありました。ガムシャラに勉強することを望み、自分の英語力を伸ばすことに必死でした。ただ、「まだまだ出来たかもしれない」と当時を振り返って思います。

ですので、あなたが留学をしたら自分の限界にチャレンジしてみてください。勉強すればするほど、あなたに成果として返ってきます。

勉強の種類はたくさんあります。「英単語の勉強」「英文法の勉強」「発音の練習」などがあるでしょう。一つひとつ身につけながら、カナダ人とコミュニケーションを取って実生活の中で英会話を体得していくようにしてください。

もしかしたら、英語の勉強の成果はすぐには実らないかもしれません。

しかし、継続して取り組むことであなたの英語力は必ず上達し、会話をしてもさまざまな分野に対して話ができるようになっていることでしょう。

例えば、趣味や天気などの日常会話から始まり、ビジネスの話、政治の話、金融の話など、話せる分野を広げていくことができます。

ぜひ、諦めずにコツコツ勉強を続けてください。

もっともっと行ったことのない場所に足を運べばよかった

私は4年間カナダに住んでいました。留学中は夏休みや冬休みを利用して旅行をすることがありました。

上記の写真は、冬休みを利用してカナダ人の友達と「バンフ」というスキーの観光名所へ遊びに行ったときの写真です。

私はカナダに留学中にバンクーバー、ビクトリア、カルガリー、バンフ、トロント、サスカトゥーンに行きましたが、もっとたくさんの場所に行けばよかったと思いました。

旅は人を成長させてくれます。日常では目にすることのない建造物や人との出会い、食べたことのない食べ物や飲み物もあります。

自分が行ったことのない場所に足を運ぶことで、新しい経験をすることになるため、自分の中で世界観を広げることができます。

あなたがカナダに留学をしたら時間を作って、たくさんの場所に旅行することをオススメします。

まとめ

いかがだったでしょうか? 私自身が「留学してよかったこと」とあなたが留学するときに「後悔しないために行うと良いこと」をお伝えしてきました。

特に、あなたが留学するときは「目的・目標・計画」を書き出してください。それらを常に自分の手帳などに挟んでおき、いつでも見れるようにしておくとマインドセットにもなります。

あなたの留学が将来の夢や目標を叶える留学となるように、後悔しない留学生活を送ってください。