女性がカナダに1年間の長期留学で持参すべき洋服の量と持ち物

女性がカナダに長期留学をするときの洋服の量はだいたい決まっています。その目安となる基準は「ツーシーズン分」です。

例えばあなたが夏の時期に留学する場合、夏と秋の時期に着る洋服を持参するようにすれば良いです。

実際に私の場合は、8月28日にカナダへ到着し、9月上旬〜10月下旬分に着る洋服のみ持参しました。冬の時期に必要な衣類は、日本から送ってもらったり現地で購入したりしました。

このように、あなたが長期留学をする場合は留学時期をみて、最低限に必要な量の洋服を用意してください。足りなくなれば現地で購入したり、日本にいるご両親などから送ってもらったりすると良いです。

実際にこのページは、私の周りでカナダへ長期留学を経験している女性にインタビューした内容をもとに書いています。今回インタビューした女性の留学期間は、「1年間」です。

そのため、カナダに留学を考えている女性が持っていくと良い洋服の量と、私が4年間のカナダ留学で経験したことも含めて、両方の視点から解説しています。

この記事を読み進めることで、あなたがカナダに長期留学するときにどれくらいの洋服の量を持っていけば良いのか、目安となる基準を理解することができるでしょう。

目次|このページでわかること

長期留学のときに持参すべき洋服の量

冒頭でお伝えしたように、長期留学のときに持っていくと良い洋服の量の目安は、「必要最低限着る、ツーシーズン分の洋服」のみ持っていけば問題ありません。

なぜなら、通年分の荷物を持っていっても荷物が増えてしまうだけで、留学前に想定していた現地の気温と実際に滞在して体感する気温では差がありすぎるからです。

これは私が実際に体験したことですが、私が留学したカナダのサスカチュワン州にある首都レジャイナの2年目の冬には、マイナス58度まで下がったことがあります。これは私の中では完全に想定外だったため、現地で防寒具を購入した経験があります。

このことから、現地に持参する洋服は必要最低限に抑えるのが賢いです。現地で様子をみながら、その時々のタイミングに応じて、必要な衣類を用意した方が賢明です。

また、以下では1年間の長期留学をした女性が、実際に最初に持っていった洋服とその周りのものです。

  • スーツケース1つ
  • リュック1つ
  • 斜め掛けのカバン1つ
  • 折りたたみ傘
  • 下着10枚
  • ブラトップ3〜4枚
  • 生理用品
  • 化粧品・化粧水・乳液・ボディークリーム、ハンドクリームなど
  • ショートパンツ3枚
  • ロングパンツ3枚
  • デニムパンツ4枚
  • パーカー4枚
  • ハーフパンツ3枚
  • 薄手の長袖を3枚
  • T-シャツ5枚
  • ヒートテック1枚
  • ももひき1枚
  • 登山用の厚手の靴下3足
  • 靴下7日分
  • バスタオル3枚
  • 歯ブラシセット
  • 就寝時のスウェット一式
  • フォトアルバム(ホームステイ先や友人に見せることで会話の話題に)
  • 着物や浴衣一式(パーティーや学校行事などで必要)
  • トレーニングウェア&シューズ一式(学校のクラブ活動や部活などに参加するときに必要)
  • 腕時計(現地でスマートフォンを利用しない場合、腕時計が必要)

※登山用の靴下は必需品です。カナダの冬は極寒なため、靴下を二重にして履くと良いです。(例:通常の靴下+登山用の厚手の靴下+ブーツ)

このように靴下を二重にして履くと足元が冷えにくくなります。

これらを準備した上で、足りなくなったら現地で購入したり、下着などのデリケートな物はご両親などから送ってもらったりすると良いでしょう。

また、「着物や浴衣を持っていくと現地の学生との交流を行う上で使える武器となる」ことを教えてくれました。実際、今回インタビューを受けてくれた女性は、カナダに浴衣を持って行ったそうです。

彼女は、「留学前に帯の締め方や着物のたたみ方を勉強して、何度も練習して覚えた」と言っていました。

そして、彼女のすごいところは「帯を真空パックに入れて持っていった」ことです。彼女がそこまでしてこだわった理由は、「日本の文化をどうしても伝えたかったから」と伝えてくれました。

そして、現地の日本食レストランで浴衣を着て食事に出かけ、「周りから「You look great(素敵だね)」と言われ評判が良かった」と教えてくれました。

さらに、英語の授業中に日本の文化を発表する機会があったそうで、「浴衣を着て日本のことを発表したことで、周りからの受けが良かった」とも教えてくれました。

このように、着物や浴衣は授業内や友人との交流を深める上で、とても便利なツールになることが理解できるでしょう。

また、「海外に洋服を持っていくときは、最終的に現地で捨てても良い洋服を持っていくことをオススメする」と伝えてくれました。その理由は、必要な洋服は持ち帰り、いらない洋服は現地で捨ててしまう方が帰国するときの荷物が軽くなって楽だからという理由でした。

なお、冬のシーズンには「登山用の厚手の靴下」は必須アイテムだということも教えてくれました。これは私も同意見で、私も厚手の靴下を頻繁に利用していました。

厚手の靴下は、「モンベル」「フィッツ」「スマートウール」「ノースフェイス」「オクトス」などで厚手の靴下を手に入れることができます。

カナダの冬は極寒なため、足元を冷やさないためにも厚手の登山用靴下を持参すると重宝します。そのため、厚手の靴下を2〜3足分は用意しておくようにしましょう。

まとめ

上記でお伝えしたように、長期留学をおこなうときに持っていくべき洋服の量の目安は理解していただけたでしょうか。

必要な分だけの荷物を用意し、実際に現地に住んでからさらに必要だと感じた物を、その度に追加で現地購入することで無駄な荷物を増やさなくて済みます。また、カナダの冬はとても寒いため厚手の靴下を用意した方が良いこともお伝えしました。

今回お伝えした内容を参考にしながら、カナダに長期留学をするときに持参すべき洋服と関連する持ち物を準備してください。