近年ではインターネットが一般家庭に普及しました。そのため、誰でも簡単に大量の情報を手に入れることができるようになりました。
ただ、日本人の大半の方が留学をしたことがありません。そのため、インターネットで事前に下調べをおこなう方が多いです。
あなたが当サイトを利用してくださっているように、気になるキーワードを打ち込むだけで、簡単にあなたが求めている情報を引き出すことができます。
しかし、留学エージェント探しとなると話は変わります。自社でホームページを作成している留学エージェントは、無数に存在する業者の中でもごく一部しかいないからです。そのため、インターネットだけを頼りに留学エージェントを探すのは危険です。
ホームページのみでは優良業者かどうかは見分けられない
留学エージェントがホームページを作成しようと思ったとき、多くの企業がウェブデザイナーに依頼してサイトを作成します。
ただ、ウェブデザイナーが作成するサイトのため、どれも魅力的に見えてしまいます。どの留学サイトも基本的にデザイン性がよく、たくさんの写真を載せているため綺麗なサイト作りになっています。
ただ、悪徳留学エージェントの場合であっても、インターネット上に自社の良いことだけを書くことができます。そのため、サイトに訪問した人は「このエージェントは優良だ」と簡単に思い込んでしまうのです。
サイトであれば良いことだけをアピールすることができるため、お客様を騙して契約させようとする悪徳エージェントが多数紛れているのも事実です。
基本的に企業のホームページは良いことしか書きません。なぜなら、マイナスなことを書けばお客様は業者に留学を依頼しないからです。
騙されないためには、インターネットのみで相見積(あいみつ:複数の会社に見積もりをとる)代行会社を利用するのは避けた方が良いです。
優良な留学エージェントを探し出したいのであれば、必ず対面で会うようにしてください。対面で会うことで、あなたの担当者の人柄や留学経験など、インターネットでは決して見ることのできない部分を確認することができるからです。
しかし、そもそも会社の存在を知らなければ会うことはできません。そのため、できる限り信頼できる人から紹介してもらうのが一番良いです。
留学エージェントを選ぶときに見るべきポイント
日本には1000社以上の留学エージェントがあります。広告宣伝を頻繁に行う認知度の高い留学エージェントから、3名以下でおこなう小さな留学エージェントなどがあります。
立地もさまざまです。例えば、東京のど真ん中にオフィスを持つ留学エージェントがあります。しかし、提携している語学学校の数が少なければどうでしょうか? すぐにそのエージェントは経営破綻してしまいます。
一方で、オフィスは都内でも駅から約15分ほど歩き、5階建てのオフィスビルの一室でおこなっている小さな留学エージェントもあります。
仮に提携学校数が大手エージェントより少ないとしましょう。それでも、東京のど真ん中で運営している留学エージェントより、毎月の出費は少ないことが伺えます。
駅から徒歩5分内にある留学エージェントや人気の都心エリアは家賃が非常に高いのです。
あなたに理解して欲しいのは、企業規模の大小に惑わされてはいけないということです。また、「大きい業者だから安心だろう」という考えで留学エージェントを選ぶのは非常に危険です。
企業経営において、固定費が高いのは非常にリスクです。固定費の代表例としては、「オフィス家賃」「人件費」などがあります。
大手エージェントの場合、立地の良い場所にオフィスを構え、雇っているスタッフの数も小さいエージェントより多いです。そのため、大手留学エージェントほど毎月の固定費が高いため、お客様から請求する手数料とサポート料も割高になりがちです。
一方、小さな優良留学エージェントの場合、毎月の固定費が大手よりは低いため、お客様から請求する手数料とサポート料も安価になっていることの方が多いです。
そのため、留学エージェントを決めるときは、外観や認知度、見栄えで判断してはいけません。なぜなら、見栄えを気にする企業体制では経営破綻率が高くなるからです。
ただ、このような背景を理解するには、実際に対面で会って確認する必要があります。実際にオフィスの場所を確認したり、オフィスで働く留学カウンセラーの数を確認したりする方が早いです。
まとめ
大切なことは、インターネットのみで完結するような留学エージェントに依頼しないことです。基本的に企業のホームページは見栄えが良い作りになっているからです。また、ホームページには良いことしか記載していないからです。
そのため、インターネットのみで留学エージェントを探すのは無意味です。
実際に対面で会って、自分の目で留学エージェントを確認するようにしましょう。このときのポイントは企業規模や立地などの外見で判断をしないことが大切です。